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2024-12-17

振袖の着付けに必要なもの・あると便利なもの一覧!

振袖の着付けに必要なもの・あると便利なもの一覧!

成人式(二十歳の集い)は人生の中でも特別なイベントの一つ。この日だけは憧れの振袖を着て、華やかに着飾りたいですよね。しかし、普段なじみのない着物を着るのに、何を用意すればいいのかわからないという方も多いと思います。振袖の着付けには、必要な小物や道具がたくさんあります。本記事では、振袖の着付けに必須のアイテムやあると便利な小物を詳しくご紹介します。成人式を迎える方や振袖を準備する方にとって、役立つ情報をお届けします。


振袖の着付けに必要なもの&小物チェックリスト


振袖を着る際に必要なアイテムは、着物本体だけではありません。細やかな小物や補助具が揃うことで、綺麗に着付けができ、快適に過ごせます。以下のリストを参考に、忘れ物がないかチェックしてみてください。


1.振袖


振袖は袖が長い未婚女性の第一礼装で、成人式や結婚式など特別な場に着用される華やかな着物です。明るい色合いや縁起の良い柄が特徴です。人生の節目や祝い事で用いられ、日本の伝統美を象徴する装いです。手持ちがない場合はレンタルや購入を検討できます。


振袖必要なもの


2.袋帯


袋帯は豪華なデザインと長さが特徴です。通常、長さは4メートル以上あり、二重太鼓や華やかな結び方に適しています。振袖の華やかさに調和するよう、金銀糸や刺繍で装飾されたものが多く、模様は全体または部分的に施されています。格式高い場にふさわしい、格調のある帯です。


振袖必要なもの

3.伊達衿(だてえり)


振袖と半衿の間に挟む装飾的な衿。色や柄でアクセントを付けられ、顔周りを明るく華やかに見せてくれます。「重ね衿」とも呼ばれます。


振袖必要なもの

4.帯揚げ


帯結びを固定しつつ、帯と着物の間をつなぎ、装飾的な役割を持つ布。色味や素材感で全体のコーディネートに統一感を出せます。


振袖必要なもの

5.帯締め


帯を締めて固定するための紐。装飾性が高いデザインが多く、中央部分を引き立てるポイントになり、コーディネートのアクセントにもなります。


振袖必要なもの

6.羽ショール


寒い季節の成人式では防寒対策として欠かせないアイテム。ふわふわとした質感が振袖姿をさらに豪華に見せてくれます。白色が定番ですが、黒や茶色など様々な色や素材があります。


振袖必要なもの

7.バッグ


振袖に合う上品なデザインのバッグを選びましょう。小型ながら財布やハンカチ、スマホなど必要最低限のものを入れられるサイズが最適です。


振袖必要なもの

8.草履(ぞうり)


振袖には専用の草履を履きます。草履台の高さが5㎝以上で光沢のあるエナメルや布製のものがフォーマルとされています。また、長時間履いても疲れにくいものを選び、事前に履き慣らしておくと安心です。


振袖必要なもの

9.長襦袢(ながじゅばん)


振袖の下に着る長襦袢は、肌着と振袖の間に挟み、着物の滑りを良くして着心地を快適にします。振袖と肩の長さや袖丈のサイズが合っているものを用意しましょう。また、半衿を事前に縫い付けておきましょう。半衿とは長さが約1m、幅が15㎝程度の1枚の布でできており、衿の汚れを防ぐものです。白い衿が一般的ですが、華やかな刺繍付きの衿もあります。


10.肌襦袢(肌着)


長襦袢の下に着る肌着です。直接肌に触れる肌着は、汗を吸収し、清潔感を保つために必要です。通気性や吸湿性の良い素材を選びましょう。ワンピースタイプと上下が分かれたセパレートタイプがあり、「きものスリップ」という名称で販売していることもあります。
振袖をレンタルする場合は、肌に直接ふれる肌襦袢はご自身で用意する場合が多いので、事前に確認しておきましょう。


11.足袋(たび)


和装専用の靴下である足袋は、草履を履く際の必須アイテムです。足に合ったサイズを選びましょう。振袖には白足袋を合わせるのが一般的です。刺繍などのワンポイントがある足袋もあります。


振袖必要なもの

12.髪飾り


振袖に合った髪飾りを選ぶことで、全体のコーディネートが完成します。和装らしいデザインや、トレンドを取り入れたものが人気です。当日どのようなヘアアレンジにしたいのかを決め、アレンジのバランスを見て購入するのがいいでしょう。


振袖必要なもの

13.伊達締め(2本)


着物や長襦袢の上から締めて、衿の浮きや着崩れを防止し、着物を体に固定するための紐です。伸縮性のあるゴムタイプのものやポリエステル、正絹のものなどがあります。


14.三重仮紐(さんじゅうかりひも)


華やかな帯結びを作る際に必要な補助紐。帯で形作った羽などを固定して、複雑で素敵な帯結びが完成します。


15.腰紐(5本)


腰骨のあたりを結ぶ紐です。着物の丈の位置を固定し、着物が開かないように使用します。しっかりと留めることで着崩れを防ぎます。


16.衿芯


衿部分に挿入して使用する補助具で、衿の形を整え、美しく仕上げるためのものです。薄いプラスチックや布製の芯が一般的で、柔らかい素材のものは着心地を損なわずに衿の形を保ちます。これにより、着崩れしにくく、凛とした印象を与えるきれいなラインを作ることができます。


17.前板(帯板)


帯の前部分に挟む板。シワを防ぎ、帯の見た目を整えます。


18.後板(帯板)


帯の後ろ部分に使用する板で、前板と同様に形を整える役割があります。


19.帯枕


帯枕は、振袖の帯結びを立体的で華やかに仕上げるために使用する道具です。帯の後ろ部分に高さを出すために挟み、主に装飾的な帯結びで使用されます。柔らかい素材で包まれているため、帯を傷つけずにしっかりと形を支えることができます。帯枕を使うことで、振袖姿がより豪華で美しい印象になります。


振袖必要なもの
振袖必要なもの

振袖の着付けを行う際にあると便利な小物


1.着物ベルト


着崩れを防ぐための便利アイテム。ゴム状で伸縮性があり、長襦袢や着物を体にぴったりとフィットさせることができます。「コーリンベルト」とも呼ばれます。


2.補正パッド


体の凹凸を補正するための道具。和装では体のラインを直線的にするのが美しいとされており、着崩れ防止にも役立ちます。補正パッドという商品やコットンやガーゼ、薄手のタオルを用います。着付け師さんによって補正に使う道具ややり方が違ってくるため、事前に確認してみるといいでしょう。スタジオキャラットでは薄手のタオルを5枚と、あれば補正用コットンやガーゼなどお持ちいただくことをお願いしています。


3.和装ブラジャー


胸の膨らみを抑えるためのものです。洋装用のブラジャーではなく、和装専用のものを使用することで、振袖姿がより美しく整います。胸元を平らにし、着崩れを防ぐ効果もあります。


振袖をより華やかにしてくれる小物


振袖を彩る小物は、装いをさらに華やかに演出するアイテムです。着付けには無くてもいい小物ですが、色やデザインで個性を表現し、コーディネートをおしゃれに仕上げます。


1.飾り紐


帯結びをさらに華やかに彩る紐で、振袖姿にアクセントを加えます。伝統工芸の紐を使用し縁起のいい結びがされています。


振袖必要なもの

2.帯飾り


帯の中央や横部分に付けるアクセサリーです。小さなチャームやストーンで装飾されており、振袖の豪華さを際立たせ、個性を演出します。


振袖必要なもの

成人時期の振袖のレンタル・写真撮影はスタジオキャラットへ


成人式の振袖をレンタルするなら、スタジオキャラットがおすすめです。豊富なデザインの振袖が揃い、プロのスタッフによる着付けとヘアメイクで一生に一度の成人式を華やかに演出します。また、プロによる成人式記念の写真撮影も行えるため、二十歳の記念がより思い出深く残せます。早期予約特典や撮影時の割引プランも充実しています。振袖選びから写真撮影、成人式当日のお支度まで、すべてを一箇所で済ませることができます。


振袖必要なもの

まとめ


振袖の着付けには、さまざまな小物や道具が必要ですが、事前に準備をすれば成人式当日を快適に過ごせます。さらに、便利アイテムを活用することで着崩れ防止や着心地の向上が期待できます。振袖や小物選びに迷ったら、スタジオキャラットのような専門サービスを利用して、万全の準備を整えましょう。成人式という大切な節目を、思い出深いものにしてください。
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スタジオキャラットのレンタル振袖はこちら

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