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2025-01-31

ニューボーンフォトはいつまでに撮る?生まれたての赤ちゃんを可愛く残すコツ

ニューボーンフォトはいつまでに撮る?生まれたての赤ちゃんを可愛く残すコツ

ニューボーンフォトは、生まれたての赤ちゃんの可愛らしい瞬間を記録する特別な撮影スタイルです。「どの時期が最適なのか?」「セルフ撮影は可能なのか?」と疑問に思うことでしょう。本記事では、ニューボーンフォトの基本情報や撮影時期の目安、プロに依頼するメリット、セルフ撮影時の注意点、さらに素敵に仕上げるコツやおすすめのアイデアをご紹介します。出産を控えていえる方や、直近で出産された方はぜひ参考にしてください。



ニューボーンフォトの基礎知識


ニューボーンフォトとは、生後間もない赤ちゃんの姿を記録する写真撮影のことを指します。 “ニューボーン”は英語で“新生児”を意味し、一般的に生後2週間以内の赤ちゃんを対象としています。この時期は赤ちゃんが胎内にいたときの丸まった姿勢や小さな手足など、新生児特有の愛らしさを写真に収めるのに最適なタイミングとされています。

アメリカやヨーロッパで生まれたての赤ちゃんの写真と共に出産の報告を行う習慣から、現在のニューボーンフォトに発展しました。
日本へは2010年頃から徐々に知られてくるようになり。SNSの普及から、ニューボーンフォトの神秘的な美しさが話題となり、人気が広がったと考えられます。

ニューボーンフォトは、赤ちゃんの一生に一度しか訪れない新生児期の姿を記録する特別な思い出として人気を集めています。


ニューボーンフォトの撮影費用と相場


プロカメラマンに依頼する場合、スタジオ撮影は約3〜5万円、自宅などへの出張撮影は5〜8万円が相場です。出張撮影の場合は、撮影地により出張費やカメラマンの指名料などがかかることがあります。
プランの内容は撮影データが含まれることが一般的です。
また、撮影だけのシンプルなプランから、衣装や撮影時の背景や小物が使用できるプランなど、撮影したいイメージによってプランが選べるようになっているところが多いです。

一方、セルフ撮影では背景布・小物代などで1〜3万円程度かかる場合があります。また本格的に撮影したい場合は、一眼レフなどのカメラも必要になってきます。

地域やプラン内容によっても価格は変わりますので、比較検討してみることをおすすめします。

■地域別の相場(目安)
























地域 スタジオ撮影相場 出張撮影相場
東京・関東 3~6万円 5~8万円
関西 3~5万円 5~7万円
地方都市 2.5~4万円 4~6.5万円


※上記は目安です

■主なプラン内容 
スタジオや撮影プランによってセットになっているサービスが異なります。どんなサービスが付いているのかを比較してみるといいでしょう。
また、どんな風に撮影したいのか。データはどれくらいあったらいいのか。事前にイメージしておくことが重要です。
・ 撮影データ20~80カット(スタジオによって異なる)
・ 色などの補正
・ おくるみなどの衣装(プランにより異なる)
・ 背景などの小物セット(プランにより異なる)
・ ポージング
・ 出張費(プラン料とは別に必要な場合がある)


ニューボーンフォトの最適な撮影時期


ニューボーンフォトを撮影する際の目安は、生後7日から14日頃までおすすめです。遅くても生後30日までがニューボーンフォトを撮影しやすい時期と言えます。
この期間は赤ちゃんがまだ深い眠りにつく時間が長く、胎内にいたときの丸まった姿勢を取りやすいのもこの時期特有で、生後30日を超えると、個人差はありますが、起きている時間も長くなり、手足も活発に動かすようになります。

ただし、赤ちゃんの健康状態により、最適な撮影タイミングは異なります。そのため、撮影を検討する際は医師や助産師のアドバイスを受けつつ、赤ちゃんの体調を最優先に考えましょう。


ニューボーンフォトの2つのメリット


ニューボーン撮影

生まれたての赤ちゃんを撮影するニューボーンフォト行うのは、以下のようなメリットがあります。


赤ちゃんの“今”をカタチに残せる


ニューボーンフォトは、新生児期の一瞬で過ぎ行く儚さや小ささを写真としてカタチに記録できる貴重な機会です。この時期の赤ちゃんは日々成長し、わずか数週間で大きさ、表情、仕草が変わってしまいます。特有の丸まったポーズはママのお腹の中にいた時のような愛おしさを思い起こすことができ、小さな手足を写真に収めることで、命への感謝を感じることができるでしょう。赤ちゃんの“今”を残すことは家族にとって一生の宝物となる記録を残すことができます。


家族の絆を深める


ニューボーンフォトの撮影は、赤ちゃんを中心に家族全員で写真を撮る良い機会にもなります。赤ちゃんを囲む両親やきょうだいの姿を記録することで、家族の絆や喜びを形に残すことができます。
家族が増えることへの希望や愛情を感じる写真は、将来の子供へのプレゼントになります。また、ママやパパの癒しの効果もあります。子供が大きくなるにつれて子育てがうまくいかないとき、家事と仕事の両立に疲れてしまった時など、ニューボーン時期の小さく、すやすやと眠る幸せそうな赤ちゃんの写真を眺めるだけで癒され、家族の絆や感謝の気持ちを思い出させてくれるでしょう。


ニューボーンフォトはセルフ撮影可能?プロとセルフの選び方


ニューボーン撮影

ニューボーンフォトはプロに依頼するだけでなく、セルフ撮影も可能です。ただし、生まれたばかりの赤ちゃんは首が据わっておらず、体温調整もできません。非常にデリケートな時期の撮影であることを考慮しつつ、安全を最優先に考えながら撮影する必要があります。


カメラマンの出張撮影がおすすめ


ニューボーン撮影

ニューボーンフォトは、プロのカメラマンに依頼することでクオリティの高い仕上がりが期待できます。特に自宅での出張撮影は、赤ちゃんにとって慣れた環境でリラックスできるメリットがあります。
また、スタジオ撮影では専用の小道具や照明を使用して、より洗練された写真を撮ることが可能ですが、移動やスタジオの環境も考慮した上で写真スタジオを選びましょう。
カメラマンや写真スタジオを選ぶ際は、新生児への十分な知識と撮影の技術があるか確認しましょう。ホームページやSNSでの発信はもちろん、撮影実績やレビューも確認し、安全に配慮した撮影を行うかどうかを見極める必要があります。
不安や不明点は電話やメールなどで事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

自宅でもスタジオ撮影でも、赤ちゃんにとって快適な室温や湿度を保つようにし、衛生面も注意しましょう。

ニューボーン期は赤ちゃんとママの体調を第一に考えたい時期。そんな時におすすめなのが、ご自宅で安心して撮影できるプロカメラマンによる出張撮影です。以下に、出張撮影とセルフ撮影のメリット・デメリットを費用感とあわせて比較しました。
























比較項目 プロカメラマン(出張撮影) セルフ撮影
費用相場 安心・高クオリティ
・ママも赤ちゃんもリラックス
・編集やレタッチも含まれる
・自由なタイミングで撮影可能
デメリット ・費用がやや高め
・人気カメラマンは予約が取りづらい
・準備や撮影に手間がかかる
・思い通りに撮れないことも
おすすめな人 ・初めての撮影で不安な方
・記念としてしっかり残したい方
・撮影に慣れている方
・自由に楽しみたい方



セルフ撮影の場合は赤ちゃんの安全を最優先に


セルフ撮影を行う場合は赤ちゃんの安全を最優先に考え、以下の点に注意しましょう。
・赤ちゃんを高い場所に置かない
・安定した場所で撮影する
・赤ちゃんが快適な室温や湿度に設定する
といった空間への配慮が必要です。
一眼レフや手持ちのカメラで撮影する場合は、赤ちゃんに落ちたり当たったりしないようにストラップは必ず利用し、撮影時の動作にも注意しましょう。

また、長時間同じ姿勢や無理な体勢は避けましょう。あおむけで自然な寝姿を撮影するのがおすすめです。うつ伏せやほおづえをついたようなニューボーンフォトをプロの撮影でよく見かけますが、セルフで撮影する場合は行わないようにしましょう。

また、自然光を活用することで、温かみのある写真が撮れます。出来るだけ窓に近い場所で撮影するようにしましょう。シンプルな背景と柔らかい布を使用するだけでも十分に素敵な写真が撮れます。


ニューボーンフォトを素敵に仕上げるコツ


ニューボーン撮影

ニューボーンフォトをさらに魅力的に仕上げるためには、以下のコツを押さえておくと、より素敵な写真が残せます。


赤ちゃんのリラックスを優先


撮影中、赤ちゃんがリラックスしていることが最も重要です。適温の部屋を準備し、柔らかい布やお布団に寝かせるなど、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えましょう。


ニューボーンフォトに使える小物とコツ


ニューボーンフォトでは、小道具の選び方もポイントです。ふわふわのブランケットやかわいい帽子、ぬいぐるみやお花などを使うことで写真に温かみや個性が加わります。小道具の色味を合わせるとハイセンスな写真になります。


ニューボーンいつ
ニューボーンいつ

自然光を活用


自然光はニューボーンフォトに柔らかい雰囲気を与えます。窓際やカーテン越しの光を利用して撮影すると、プロ並みの写真が撮れるでしょう。


ニューボーンフォトの撮影アイデアおすすめ9選


ニューボーンフォトをさらに特別なものにするためのアイデアをご紹介します。


1.おくるみ


やわらかいおくるみや布をかけたり、手足が丸まった状態で包みこみ、ママのおなかの中にいた頃のポーズを再現するような巻き方もおすすめです。ナチュラルでオーガニックな素材や色合いのものが人気です。


2.帽子


ニューボーン撮影

かぎ針編みニット帽や動物の耳がついた帽子をかぶって撮影するのも人気です。温かみのある赤ちゃん時期ならではの可愛さを表現できます。


3.季節感を取り入れる


季節に合った小物や背景を使うことで、写真にストーリー性が加わります。その時期のお花や寒い時期なら暖かそうな布、クリスマス時期ならサンタ帽やリース、秋なら紅葉など様々なアイテムがあります。全体的に色のトーンを合わせるなどすると統一感のある写真が残せます。


4.家族との写真


ニューボーン撮影

パパやママ、ごきょうだいとの写真は、一生の思い出になります。みんなで赤ちゃんを眺めているシーンや自然な姿を残すのもおすすめです。


5.モノクロ写真


ニューボーン撮影

モノクロに加工することで、カラー写真とはまた違うクラシックな雰囲気を演出できます。


6.手足をクローズアップ


ニューボーン撮影

赤ちゃんの今だけの小さな手足をアップで撮影しましょう。パパやママの手を添えながら、大きさを比べるようなポーズ、足をかかとで合わせてハート型にみえるようなポーズもあります。目や耳などのパーツのアップも今だけの小ささを残すことができておすすめです。


7.ぬいぐるみ


ニューボーン撮影

ぬいぐるみと撮影すると赤ちゃんとの大きさの対比ができ、新生児の小ささを感じることができます。将来見返したときに成長度合いがわかります。


8.結婚指輪やエコー写真


ニューボーン撮影

パパやママの永遠の愛を誓った結婚指輪や、ママのおなかにいた時のエコー写真を並べて撮影するのも人気です。



9.赤ちゃんのお名前入り


名前入りの小道具を使うと、オリジナリティのある写真になります。


ニューボーンフォトを撮影する際の注意点


ニューボーンフォト撮影時には、プロに依頼する場合もセルフ撮影する場合も、以下の点に注意してください。


赤ちゃんの安全を最優先に!室温・湿度・環境づくりのポイント


赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、大人のように汗をかいて体温を調整することができません。そのため、室温は25度前後、湿度は50〜60%を保つようにし、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えましょう。
また、赤ちゃんは免疫力や抵抗力が弱く、ウイルスや細菌にも敏感です。撮影に使用する部屋は事前にしっかり換気・掃除を行い、衣装や小物も清潔なものを使うよう心がけてください。
撮影時には、赤ちゃんの安全を第一に考え、転落の危険がある場所や鋭利な物の近くは避けることが大切です。また、無理なポージングや不自然な姿勢は事故やけがの原因になる可能性があるため、新生児の特徴や発達段階を理解したうえで撮影を行いましょう。


ニューボーンいつ

ママの体調も大事です


赤ちゃんはもちろん、ママの体調も考慮しましょう。産後のママは体も心も不安定になります。赤ちゃんのお世話で十分な睡眠も取れない時期です。ニューボーンフォト期は短いですが、焦らず、無理せず、ママの体調も万全なタイミングで撮影しましょう。


SNSへの投稿における裸の写真は避ける


赤ちゃんの柔らかで透明感のある肌を写すと、まるで天使のような神秘的な写真が撮影できます。特にはだかんぼの写真は人気ですが、デリケートゾーンは布や小物でしっかり隠して撮影するようにしましょう。

そして、SNSなど不特定多数が閲覧する場に投稿する際には、慎重な配慮が必要です。以下のポイントに注意して、安心・安全な思い出シェアを心がけましょう。

• 個人情報の保護
名前、生年月日、住所、撮影場所、病院名などがわかる内容は控える。背景に郵便物や表札が写っていないかも要確認。
• 肖像権の配慮
他人(兄弟・親戚・スタッフなど)が写っている場合は、事前に本人または保護者の許可を取ること。
• 家族との合意形成
「パパは載せたくない」「祖父母は抵抗がある」など、家族内でSNS投稿に対する考え方が異なる場合も。投稿前に家族で話し合い、共有しておくことが大切です。

■よくあるトラブル事例と防止策
・ 事例:写真から自宅の場所を特定される
  →【防止策】背景の窓や周囲の風景、郵便物などに注意。Exif情報(位置情報)付き写真は投稿前に削除。
・ 事例:他人の子どもが写り込んでトラブルに
  →【防止策】他の子どもが写っている場合は投稿前にモザイクやスタンプで隠すか、掲載許可を取る。
・ 事例:悪用目的で写真が拡散される
  →【防止策】公開範囲を「友達のみ」などに限定し、赤ちゃんの裸写真などは控えるか、慎重に判断する。
・ 事例:家族の中で投稿について揉めた
  →【防止策】「どの写真ならOKか」「顔は写していいか」など事前にルールを決めておく。

SNSは育児の喜びや成長の記録をシェアできる素晴らしいツールですが、赤ちゃんを守るのは大人の役目。公開範囲や内容をよく考えて、後悔のない投稿を心がけましょう。


ニューボーンフォトの準備リスト


ニューボーンフォトの準備は、スタジオ撮影かご自宅での出張撮影かによって必要な持ち物や準備が異なります。衣装や小物が用意されているスタジオもあれば、ご自身で用意が必要な場合もあります。事前に撮影場所や内容を確認し、準備物をチェックしておきましょう。
【基本の持ち物リスト】
• 衣装:ベビー服、ロンパースなど数着
• 小物:おくるみ、帽子、ヘアバンド、季節のアイテム
• 赤ちゃん用:おむつ5~6枚、ミルク、着替え2~3組、おしぼり
• あやしグッズ:おしゃぶり、音の出るおもちゃなど
【前日~当日のスケジュール例】
• 前日:持ち物の準備・衣装チェック・カメラ充電
• 当日朝:授乳・睡眠時間の調整・余裕を持って行動


赤ちゃんの準備物チェックリスト



【赤ちゃんに必要なもの】
・ おむつ5~6枚
・ 着替え2~3組
・ ミルク(哺乳瓶+予備)
・ おしぼり・ガーゼタオル数枚
【季節別アイテム】
夏:保冷剤、薄手のガーゼケット
冬:ブランケット、厚手の靴下、保温グッズ


撮影小物の準備リスト


【布類】おくるみ2~3枚、ブランケット
【アクセサリー】帽子、ヘアバンド
【季節の小物】お花など
【背景用】シーツ、カゴ、クッション

●おすすめの小物ショップ
3coins(赤ちゃん用の今時かわいいヘアアクセサリーがプチプラで揃う)
minne(作家さんのハンドメイド小物が豊富)
Amazon …(なんでも揃う)


ニューボーン時期を過ぎてもスタジオキャラットへ


ニューボーン撮影

ニューボーンフォトに適した時期は生後2週間前後ですが、撮影時期を逃してしまう方も少なくありません。しかし、赤ちゃん期の写真は残しておきたいものです。スタジオキャラットでは、お宮参りやお食い初めなどたくさんの撮影メニューがあり、赤ちゃんにぴったりの撮影セットも充実しています。おくるみや一緒に撮影したい記念の小物などのお持ち込みの可能なので、ニューボーン風の撮影もぜひご相談ください。


スタジオキャラットのお宮参りプラン

まとめ


ニューボーンフォトは、生まれたての赤ちゃんの姿を記録する貴重な機会です。最適な撮影時期やプロとセルフ撮影の違い、素敵な写真を撮るためのコツや注意点を押さえて、赤ちゃんの“今”を残しましょう。スタジオキャラットの出張撮影もぜひ検討してみてください。一生の宝物となるニューボーンフォトを、ぜひこの機会に撮影してみませんか。

再編集:2025年4月15日


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