子供の写真を撮影するときのポイント!スタジオ撮影のメリットも
子供の成長はあっという間。
大切な瞬間を写真に映し出すことで、お子さんの成長はもちろん、パパやママのお子さんへの想いも残すことができます。
しかし、思ったようにかわいい写真が撮れないと悩むこともあります。
光の加減や構図、子供の自然な表情を引き出すコツなど、失敗しがちなポイントや疑問は意外と多いのではないでしょうか。
本記事では、スマホで子供の写真を上手に撮影するための具体的な方法と、プロによるスタジオ撮影のメリットについて詳しく解説します。より良い写真を残すためのヒントを得て、大切な思い出を美しく残しましょう。
スマホで子供の写真を可愛く撮るには?
子供の写真をスマホで撮影する際には、ちょっとした工夫で驚くほど魅力的な写真に仕上げることができます。スマホカメラの機能を理解し、適切な設定を行うことで、より自然で美しい写真が撮影できるようになります。ここでは、スマホで子供の写真を可愛く撮るための基本的なテクニックを紹介します。
スマホカメラの基本設定を確認しよう
スマホのカメラ機能を最大限に活かすために、基本設定を知っておきましょう。
•レンズの清掃
スマホのカメラは指紋などで意外と汚れています。カメラレンズが汚れていると、写真がぼやけたり、光が反射して不鮮明になることがあります。撮影前に、柔らかい布や専用のクリーニングクロスでレンズを拭きましょう。
•グリッド線の活用
写真のバランスを取りやすくするために、スマホのカメラ設定でグリッド線を表示させましょう。水平になっているかが分かりやすくなります。また、三分割法を意識すると、写真のクオリティが上がります。三分割法とは、グリッド線の縦線と横線が交差する1点を起点に4つの枠内に撮りたいものを入れると構図の整った写真が撮影できます。
•HDR機能の活用
明暗差が激しいシーンでは、HDR(ハイダイナミックレンジ)をオンにすることで、白飛びや黒つぶれを防ぎ、自然な色合いで撮影できます。iPhone13以降はHDRのオンオフ設定がありません。
•フォーカスと露出の調整
カメラモードの時にスマホの画面をタップすることで、フォーカスを合わせたいポイントをロックできます。
また、明るさ調整(露出補正)を活用して、適切な明るさの写真を撮ることができます。
子供の自然な表情を引き出すアプリ機能
子供の表情や一瞬の仕草を逃さないように、便利な無料カメラアプリを活用することもおすすめです。アプリをダウンロードされる場合は、信用できるサイトから行い、注意事項などをよく理解した上で行ってください。
おすすめアプリ
●LINE Camera
対応スマホ:iPhone / Android
便利な機能:多彩なフィルターやスタンプ機能があり、子供が楽しみながら撮影できます。フレームや美肌補正機能も充実しており、明るく鮮やかな仕上がりになります。また、タイマー撮影もできるため、家族撮影も可能。
●Foodie
対応スマホ:iPhone / Android
便利な機能:本来は食べ物の撮影に特化したアプリですが、鮮やかで明るい色合いのフィルターが豊富で、子供の肌をきれいに見せるのに適しています。シャッター音を消せる機能があるため、寝ている赤ちゃんの撮影にも便利です。
明るさ調整で失敗をなくそう
明るさが足りないと写真が暗くなり、逆に明るすぎると白飛びしてしまいます。撮影する場所や立つ位置、光の入れ方などを意識して撮影してみましょう。
•室内撮影のポイント
窓際の自然光を活用し、朝や昼の柔らかい光を取り入れると肌がきれいに写ります。
また、白い板や壁を利用して窓の光を反射させ、人物に当てると影が薄くなります。
画面をタッチすると太陽のマークが出てきますので、太陽マークを上下させると明暗が変わりますのでぜひ使用してみてください。
•逆光時の対策
光が人物の後ろに来るように撮影すると人物の顔が暗く映ります。それを防ぐためにHDR機能を使うと自然な明るさで撮影できます。また、完全に逆光にならないように被写体の向きを変えるようにしましょう。室内の撮影と同様に、白い紙を使い、光を反射させて撮影するといった方法もあります。適切な明るさを確保しましょう。
ポートレートモードを使いこなすコツ
ポートレートモードとは被写体にピントを合わせると、背景をぼかし、被写体を際立たせることができる機能です。
•背景をぼかすことで、被写体が際立ち、プロのような仕上がりになります。
•距離を意識する:スマホのポートレートモードは一定の距離で最適に機能するため、撮影前に調整しましょう。必ず撮影したいお子さんにピントを合わせるようにしないと、ピントが合っていない個所がぼけてしまいますので気をつけてください。
連写機能で決定的瞬間を逃さない
歩き始める幼児期や、活発になる学童期は中々じっとはしてくれません。自然な仕草を残すためにも連写モードはおすすめです。赤ちゃんのころころ変わる表情を捉えるのにも向いています。
設定方法
iPhoneの場合、シャッターボタンを左にスワイプすると連写され、指を離すと停止します。写真の中にはバースト(〇個)と表示されている個所をタップすると複数枚の写真が表示されます。
androidの場合は、カメラの設定から「連写」をオンにします。
活用シーン
走る、ジャンプする、笑う瞬間など、動きのあるシーンに最適です。屋外などでお子さんが動いている時は、カメラも一緒に動きながら、人物を画面の中に収まるように意識して撮影すると上手く撮れます。
その他設定を変えられるポイント
広い範囲を撮影できる「広角レンズ」は、運動会や旅行先など、背景も残したい場合に便利です。また、室内や夜間でも明るく撮影できる「ナイトモード」は、バースデーケーキのろうそくを吹き消すシーンやイルミネーションなどで撮影する際におすすめです。
カメラによってはポートレートモードで「F値」の設定ができます。「F値」とは絞りの値です。レンズの口径の広さを指します。数字の低いほうが口径が広く、光がたくさん入るので暗い場所での撮影に向いています。F値を小さくするとピントが合う範囲が狭くなりますので、ぼける範囲が広くなります。反対にF値が大きければピントがあう範囲も広くなるので、広く鮮明に撮影したい場合はF値を大きく設定します。
子供の写真が見違える!構図のテクニック
構図は写真の印象を大きく左右する重要な要素です。適切な構図を意識することで、子供の可愛らしさや動きがより魅力的に伝わる写真になります。ここでは、プロも活用する構図の基本テクニックを紹介します。
アイレベルで撮る効果的な構図
アイレベルとはカメラの高さを目線に合わすことを指します。子供の写真を撮る際には子供の目線に合わせて撮ることがおすすめです。子供の目線で撮影することは下記のようなメリットがあります。
- 顔や表情がはっきりと見える
- 上から俯瞰で撮ると頭が大きく、足が短く見える
- 子供の目線になることで、子供の気持ちに寄り添った写真が撮れる
- 子供の目線から見る世界を残すことができる
また、地面にしゃがんだり、屋内なら寝転がって撮影すると、より大胆な楽しい写真が残せます。
三分割法を使った印象的な写真
三分割法とは、画面を縦に三等分、横に三等分し、線が交わる点やライン上に被写体を配置することでバランスよく、安定して見える構図技法です。
人物を撮影する際は、目の位置をグリッド線にくるように配置するとバランスのいい写真が撮れます。顔の向きにより空白の位置を工夫してみましょう。余白に意味を持たすように撮影するとおしゃれに見えます。
子供の動きに合わせた構図取り
子供は常に動き回るため、撮影時にじっとしてくれないことが多いです。そんな時は、子供の動きに合わせた構図を意識することで、自然でダイナミックな写真が撮影できます。
•先の動きを予測する
走っている子供を撮影する際は、進行方向に余白を持たせることで、動きのある写真になります。
•低い位置から撮る
子供の目線の高さにカメラを合わせると、より自然で親しみやすい写真が撮れます。
•連写モードを活用する
決定的瞬間を逃さないために、連写機能を使ってベストショットを選びましょう。
•背景をシンプルに
背景がごちゃごちゃしていると、動きが伝わりにくくなるため、シンプルな背景を意識すると良いでしょう。
実際の例として、公園で走り回る子供を撮影する際、低い位置から連写で撮影し、子供の笑顔や飛び跳ねる瞬間を捉えることで、躍動感のある写真が撮れます。
スタジオでの撮影もぜひご検討ください!
スマホで手軽に撮影できる時代ですが、特別な記念日や家族の節目には、プロのカメラマンによるスタジオ撮影がおすすめです。スタジオ撮影ならではのメリットを活用することで、より質の高い記念写真を残すことができます。プロの技術や専用の撮影環境を活かして、一生の思い出に残る素敵な写真を撮影しましょう。
スタジオで撮影するメリットとは
スタジオでの撮影は、スマホ撮影では得られない様々なメリットがあります。
•高品質な撮影
プロのカメラマンがライティングや構図を細かく調整し、美しい仕上がりの写真を提供します。データやアルバムで写真を購入することができます。
•多彩な背景やシチュエーション
スタジオにはさまざまな背景や小道具が用意されており、特別なシーンを演出できます。
スタジオキャラットでは七五三や入園入学、バースデーなどの撮影にぴったりなスタジオセットをご提案します。
•衣装のバリエーション
スタジオによってはドレスや着物などの衣装レンタルが可能で、普段とは違う特別な雰囲気の写真を撮ることができます。
スタジオキャラットでは赤ちゃんから大人までたくさんの衣装をご用意しています。
•家族写真の撮影
おうちでの撮影は家族みんながそろった写真は残しにくいです。写真スタジオなら家族全員での撮影もスムーズに行え、パパやママ、きょうだいの表情や服装の乱れなどもカメラマンがチェックしながら撮影してくれるので、満足のいく写真が残せます。
スタジオ撮影時の注意点
スタジオ撮影では、子供が緊張してしまうこともあります。自然な表情を引き出すために、以下のポイントを押さえておきましょう。
•事前に環境に慣れさせる
撮影前にスタジオの雰囲気を伝えたり、事前に見学をすることで安心感を持たせられます。
•お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ、おやつを持参
子供がリラックスできるアイテムを持っていくと、撮影中も安心しやすくなります。お口にいれても目立たない大きさのおやつも、撮影時には活躍します。すぐになくなる小さなラムネやボーロなどがおすすめです。
•撮影前のコンディションを整える
撮影直前に食事やトイレを済ませ、機嫌がよい状態で撮影に臨むことが大切です。お昼寝の時間などは出来るだけ避けるようにしましょう。
•無理にポーズを取らせない
子供が自由に動ける環境を作り、自然な笑顔や表情を引き出しましょう。
スタジオ撮影で子供の自然な表情を引き出すコツ
子供が緊張せず、自然な笑顔を見せてくれるようにするためのコツを紹介します。
•カメラマンとのコミュニケーション
経験豊富なカメラマンは、子供と遊びながら撮影するのが得意です。親も一緒に笑顔で接することで、子供もリラックスできます。
•親がリラックスする
子供は親の感情を敏感に察知するため、親が緊張していると子供も硬くなってしまいます。撮影を一緒に楽しみましょう。
•自然な遊びの中で撮影
ポーズを指示せず、自由に遊ばせることで、無邪気な表情を引き出すことができ、いつもの自然な笑顔やしぐさが残せます。
•テンポよく撮影を進める
子供の集中力は長く続かないため、スムーズに撮影が進むように時間配分も大切です。ゆったりとした気持ちですばやく撮ることがポイント
子供の写真撮影はスタジオキャラットへ
スタジオキャラットではお子さんの自然な表情や笑顔、仕草が撮れるように、パパやママ、お子さんと会話をし、遊びながら撮影を進めていきます。
ライティングや構図、スタジオセットにもこだわり、普段の撮影とはまた違った高品質の写真が残せます。
お宮参りやお誕生日記念、七五三や入園入学、桃の節句や端午の節句、ハーフ成人式、結婚記念日など、さまざまなご家族の記念日にぜひご利用ください。
スタジオキャラットTOP
まとめ
子供の写真撮影には、スマホの設定や構図の工夫が重要です。日常の一瞬をきれいに残すためのテクニックを駆使しながら、大切なイベントや節目の撮影では、スタジオでプロに任せるのも一つの選択肢です。スマホとスタジオ撮影を上手に使い分け、思い出を素敵に残しましょう。