日本の伝統行事
2026-01-20

十三参りとは?由来・時期・関東での正しいご祈祷方法と撮影

十三参りとは?由来・時期・関東での正しいご祈祷方法と撮影

「七五三は終わったけれど、次の節目って何だろう?」と思ったときに知っておきたいのが十三参りです。
十三参りは、子どもから大人へと心と体が大きく変化する時期に、これまでの成長を感謝し、これからの知恵や健康を願って神社やお寺へ参拝する伝統行事。とくに関東でも近年注目され、中学入学の節目としてお祝いするご家庭も増えています。
せっかくの節目だからこそ、参拝だけでなく写真として大切に残すことで、お子さまの「ちょっぴり大人になった姿」を一生の宝物にできます。


十三参りとは?


子どもの行事といえば、七五三や初節句のように子供の成長を祝う風習が多くあります。
十三参りもその1つで、数えの13歳を迎える年に、これまでの成長に感謝するとともに、これから先の人生に必要な知恵や福徳を授かることを願う行事。虚空菩薩様をお参りし、徳と知恵を授かる行事と言われています。
虚空菩薩様は無限の知恵と慈悲を持った菩薩様で、虚空菩薩様を祀っている寺院や神社をお参りします。この行事が盛んなのは京都や東京の浅草寺などが有名ですね。
その昔男の子は、数えの15歳で大人となる元服式が行われていました。
今でいう、成人式のようなものでしょうか。

時代が進むにつれ、儀式の簡略化も進み元服式の前に「半元服」が行われるようになったそうです。この「半元服」が行われたのが数えの13歳でした。
女の子も13歳の年に『髪上げの儀式』が行われ、大人の髪型に結い上げるようになります。
つまり、男女ともに数えの13歳は大人の仲間入りと考えられてきたと言うことですね。
また、数えの13歳は生まれてからちょうど干支が一周する年齢。人生最初の厄年でもあるので、十三参りは最初の厄払いを兼ねた行事でもあるといわれています。
なんとなく十三参りについてわかるとともに、興味もわきますよね。


十三参りの地域による違い


十三参りは特に京都を中心とした関西で根強く、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祀る寺院へ参拝するのが特徴です。京都では嵐山の法輪寺が有名で、伝統行事として定着しています。
一方、東京など関東では、七五三と同じように神社へお参りするケースも増え、地元の氏神様に成長を報告する形で行う家庭もあります。
その他地域では「十歳の祝い」と合わせて実施したり、学校行事・受験のタイミングに合わせたりと柔軟。寺社によって受付時期や祈祷内容が異なるため、事前確認がおすすめです。



十三参りと七五三の違い


十三参りと七五三はどちらも成長を祝う行事ですが、目的や意味合いが異なります。




























項目 十三参り 七五三
目的 知恵・福徳を授かる/厄払い 成長の感謝/健康祈願
年齢 13歳(男女) 3歳・5歳・7歳
意味 子どもから大人への節目 幼少期の節目
参拝先 寺院(虚空蔵菩薩)・神社など地域差 神社(氏神様が多い)


七五三は幼児期の無事を願う行事として発展し、十三参りは平安時代の儀式が由来とされ、「知恵を授かるお参り」として受け継がれてきました。節目の意味が違うからこそ、どちらも成長の記録として大切に残したい行事です。



十三参りでの正しいご祈祷方法


十三参りの参拝は、基本的には通常の神社・お寺の作法に沿って行います。
神社の場合は鳥居の前で一礼し、参道は端を歩くのが丁寧です。
手水舎(ちょうずや)で手と口を清めたら拝殿へ。
賽銭は金額に決まりはありませんが、気持ちとして5円〜1,000円程度が一般的です。
拝礼は二礼二拍手一礼(神社)を基本にし、願いごとは「〇〇ができますように」だけでなく、成長の感謝と、これからの健康・学業成就を落ち着いて祈ります。
お寺では拍手はせず、静かに手を合わせて一礼します。
ご祈祷を受ける場合は、受付で初穂料(祈祷料)を納め、案内に沿って進めましょう。服装は正装が望ましく、撮影も含めて事前準備をしておくと安心です。


参拝のタイミング


それでは、いつお参りにいくのか?というと、十三参りは主に春(3〜5月)や、秋の七五三シーズンに合わせて行うことが多いです。
とくに関西では旧暦3月13日にちなみ、今の暦でいうと、4月13日ごろの春に参拝する文化が残っています。今では4月13日を中心に3月13日ごろから5月13日ごろまでにご祈祷を受け付けている寺院が多いそうです。
また、学校行事の都合で、家族の予定が合わせやすい土日や連休を選ぶご家庭も増えました。
また、十三参りは一般的に数え年13歳で行います。誕生日の早い子(1〜3月生まれ)では「満年齢で13歳の年」ではなく、学年の区切りで中学入学のタイミングに合わせることも多いです。大切なのはご家庭が無理なくお祝いできる時期を選ぶこと。
寺院によって違いがありますので、問い合わせてみてくださいね。


参拝前の準備と心構え


十三参り当日を安心して迎えるために、事前準備をしておきましょう。

 準備しておきたいものリスト



  • 参拝先の受付時間・祈祷予約の確認

  • 初穂料(のし袋に入れると丁寧)

  • 着物の場合:肌着・足袋・補正用タオル

  • 洋装の場合:きれいめの靴・羽織もの

  • 髪型のイメージ画像(希望がある場合)

  • 飲み物・軽食(移動が長い場合)


心構えとしては、「大人に近づく節目のお祝いだよ」と伝え、参拝の意味を一緒に共有することが大切です。少し照れくさい年頃だからこそ、写真や参拝を通して成長を実感できる日にしてあげましょう。


お守りや御札の意味と扱い方


十三参りでは、ご祈祷後に御札(おふだ)やお守りを授かることがあります。御札は神様・仏様のご加護をいただくものとされ、家庭の神棚や目線より高い清潔な場所にお祀りするのが一般的です。お守りは、学業成就・健康祈願・厄除けなど種類があり、ランドセルやバッグに入れて身につける方も多いでしょう。
保管のポイントは「汚れや破損を避けること」。古いお守りは、基本的に授かった寺社へ返納し、お焚き上げしていただくのが丁寧です。遠方の場合は、近隣の神社の古札納所で受け付けていることもあります。


十三参りの服装選び



十三参りは「もう子どもじゃない」気持ちが芽生える時期だからこそ、服装選びも大切です。
正装でのお参りということでお着物を着ての参拝となりますが、最近は洋装で参拝される方も増えています。
和装の場合、男の子は羽織袴、女の子は振袖や二尺袖などを選ぶことが多く、少し大人びた雰囲気が出せます。洋装の場合は、フォーマル感があり清潔感のある服装を選ぶと安心です。
また、着物は長時間着ると疲れやすいため、移動が多い日は草履の練習や、足が痛くならない工夫も重要。写真撮影も考えるなら、顔映りがよく見える色を選ぶと一段と華やかになります。お子さまの好みも聞きながら、節目にふさわしい装いを一緒に決めましょう。


和装が一般的


大人の仲間入りを意味した十三参り。七五三よりも少し落ち着いた雰囲気の装いが似合う年頃だからこそ、和装は特別感を演出してくれます。十三参りは人生の節目でもあるため、お参りだけでなく、着物姿を写真で残してみるのも良いのではないでしょうか。
お子さまらしさと“大人っぽさ”のバランスが取れるのが十三参りの魅力です。


洋装で参加する場合のマナー


洋装で十三参りに参加する場合は、神社やお寺の雰囲気に合うきれいめフォーマルが基本です。男の子ならジャケットスタイル、女の子ならワンピースやセットアップが安心。派手すぎず清潔感のある服装を意識しましょう。

NGな服装例



  • ダメージジーンズ、派手なロゴTシャツ

  • 露出の多い服(短すぎるスカート、オフショル)

  • サンダル、スニーカーなどカジュアルすぎる靴



推奨される服装例



  • ジャケット+シャツ+スラックス

  • 襟付きワンピース+カーディガン

  • セットアップ+落ち着いた革靴・パンプス


写真にも残る行事なので、式典に行くイメージで選ぶと失敗しにくいです。


男の子の正装とおすすめコーディネート


男の子の十三参りの正装は、やはり羽織袴が人気です。羽織を着ることでぐっと格式が上がり、写真でも「成長した姿」がはっきり伝わります。袴は縞柄や無地などがあり、組み合わせ次第で雰囲気を変えられます。

おすすめの色選び例



  • きちんと感重視:黒羽織+グレー袴

  • やさしい雰囲気:ネイビー羽織+ベージュン

  • 写真映え:深緑羽織+縞袴


女の子の正装とおすすめコーディネート


女の子の十三参りは、七五三とは違い、大人と同じ「本裁ち(ほんだち)」の着物を着ます。小紋や袴なども人気で、帯や髪飾りも華やかにできるので、「自分で選びたい!」という気持ちも尊重してあげると満足度が上がります。

色選びの例



  • 上品で清楚:クリーム、薄ピンク、淡い水色

  • 大人っぽく落ち着く:えんじ、紺、くすみ紫

  • 華やかに写真映え:赤、深緑、からし色


親の服装は?


十三参りは主役がお子さまなので、親の服装は「主役より目立ちすぎない」「家族写真で統一感が出る」を意識すると上品にまとまります。和装・洋装どちらでも問題ありませんが、お子さまが和装なら親もきれいめに合わせるのがおすすめです。

親が和装の場合(例)



  • ママ:訪問着(淡色・上品柄)+控えめな髪飾り

  • パパ:紋付袴でなくてもOK(落ち着いたスーツでも可)

  • 祖父母:色味を抑えた訪問着・色無地など




親が洋装の場合(例)



  • ママ:セレモニースーツ、きれいめワンピース+ジャケット

  • パパ:ダークスーツ(黒・紺・グレー)+白シャツ

  • 靴やバッグは黒・ベージュなど控えめカラー


家族写真を撮るなら、全員の色味を「同系色」でそろえると、写真がぐっと上品になります。


十三参りの記念撮影


十三参りは、子どもから大人へと成長する途中の“今しかない姿”を残せる行事です。
背が伸びて表情が大人びてきた一方で、まだ少し幼さも残る――
この絶妙な時期を写真に残しておくと、後から見返したときに家族にとって大きな宝物になります。
記念撮影の方法は大きく分けて「スタジオ撮影」と「寺社での撮影」があります。

 スタジオ撮影のメリット
 ・天候に左右されにくい
 ・着付け・ヘアメイクが整った状態で撮れる
 ・家族写真・きょうだい写真も撮りやすい

 寺社での撮影のメリット
 ・参拝の空気感や自然な表情が残る
 ・鳥居や境内など“その日らしさ”が写真に出る

どちらも魅力があるので、参拝とは別日にスタジオでゆっくり撮影するのもおすすめです。


撮影時の準備と持ち物リスト


撮影当日は慌ただしくなりがちなので、持ち物を事前にまとめておくと安心です。
 撮影当日の持ち物リスト



  • 予約内容の確認(日時・店舗・プラン)

  • 髪飾り(こだわりがある場合)

  • メイク直し道具(写真スタジオではメイクをしてくれるところも多い)

  • 着替え(撮影後に楽な服)

  • 飲み物・軽食(空腹対策)

  • スマホ・充電器(オフショット用)


緊張しやすい年頃だからこそ、「好きなもの」を少し持っていくと表情が和らぎやすいです。


家族写真を美しく残すためのコツ


十三参りの家族写真は「全員の表情」と「身長差」がきれいに見える構図がポイントです。
おすすめは
①主役のお子さまを中央にして、両親が左右から寄り添う並び。自然な一体感が出ます。
②斜めに並ぶ“V字構図”にすると奥行きが生まれ、写真が華やかに。
③座り+立ちを組み合わせるとバランスが整い、祖父母がいる場合も撮りやすくなります。

季節感のでる、桜・紅葉などの背景を選び、番傘や花束、小さなお守りを添えると、行事らしさがぐっと引き立ちます。


十三参りの写真撮影ならスタジオキャラットへ


十三参り

数えの13歳は、ちょうど小学校を卒業するタイミングでもありますよね。
新しい制服姿はもちろん、古くからある風習を学んで楽しむ意味でも、十三参りを行ってみるのはいかがでしょうか。
お参りまではちょっと、という方には写真だけでもしっかり残しておくことがおススメ。
キャラットでは13参りの撮影プランもご用意してますので、この機会に利用してみてくださいね。


スタジオキャラットの十三参り撮影プラン

まとめ


十三参りは、七五三とは違い「子どもから大人へ」と成長していく節目を祝う伝統行事です。参拝の時期は春が多い一方、家族の予定に合わせて無理なく選ぶこともできます。作法や準備を押さえておけば、当日も安心して過ごせるでしょう。
そして十三参りは、参拝だけでなく写真に残すことで思い出が形になります。大人っぽくなった表情や、家族の温かい時間を残せるのは今だけ。スタジオ撮影なら天候に左右されず、衣装やヘアメイクも整った最高の状態で残せます。お子さまの成長をお祝いする大切な一日を、ぜひ特別な写真として残してみてください。

再編集:2026年1月20日


十三参り








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