日本の伝統行事
2018-10-05

意外と知らない百日祝いを楽しむヒミツ☆教えます。

意外と知らない百日祝いを楽しむヒミツ☆教えます。
百日祝いといえば、お子様が生まれて100日に行われるお祝いのことで、『お食い初め(おくいぞめ)』とも呼ばれます。
今回は知ってるようで意外と知らない百日祝いをもっと楽しむ方法をお教えしちゃいます♪
特に3か月過ぎたお子様は表情もぐっと豊かに。ぜひご家族皆さんで楽しんでみてくださいね。

百日祝いは何のお祝い?



百日祝いは日本に昔からある習慣で『一生食べ物に困りませんように』、『健康で丈夫に育ちますように』といった願いを込めて行われます。
この時期に行われるのは3ヶ月ごろから乳歯が生え始めるといわれているからだとか。古くは平安時代から続く由緒ある習慣なんですよね。
用意するものはお祝いのお膳。一汁三菜のお膳を用意して、お子様に食べさせるマネをします。

お祝いのお膳の意味を知ろう



お正月のお節料理に意味が込められているように、百日祝いのお祝いのお膳にも意味が込められています。
□ 赤飯: 厄払いの力があるとされ、健やかに成長してほしいという願いが込められています。
□ 椀物: 貝(ハマグリの潮汁)は良縁を意味するとされています。
□ 祝い鯛: 「めでたい(鯛)」に通じる縁起物です。
□ 煮物(豆腐): 邪気を払うといわれています。 
□ タコ: 「多幸」に通じるタコは、八方へ運勢が広がる縁起物とされています。
※地域によってもお祝いのお膳の料理は異なります。

料理をお子様の口まで運び、食べさせる真似をしてお祝いするのですが、誰が食べさせるのか?
正式には親せきの長寿の人が務めるとされています。ですのでおじいちゃんおばあちゃんを招いてお食事会をする方もいらっしゃいます。
男の子の場合は男性に、女の子の場合は女性にお願いするそうですが、パパ・ママだけでお祝いする場合はパパが行うといいでしょう。

お膳以外ににも食べさせる真似をするものがあります。
それは・・・『石』。
歯固めの石としてこちらも口元まで運びます。石のように丈夫な歯が生えますようにという願いがこめられています。
石は近くの神社などで拾ってきたものでOK。

お料理は実際に子育てしながら作るのは大変!という方はじぃじ・ばぁばを誘ってお食事会にするのもおススメです。
お店によっては「お食い初めコース」などを用意しているところもありますよ。
パパとママにとっても子育て100日記念日なので、ご褒美として美味しいものをみんなで食べることも良い記念になるのではないでしょうか。

お食い初め以外にも楽しめる!



3か月前後のお子様は表情が豊かに。にっこり笑顔のお写真がたくさん撮れますよ。
また、首が座ってくるのでうつ伏せから顔を起こすことができることも。
ベビーヌードもこの時期だけの可愛さに✨
お祝いはしっかりと、そして今だけの可愛さを、気取らずカジュアルに残してあげるとお写真のバリエーションも増えて楽しさも倍増間違いなし!

100日目だけのかわいらしさを、しっかりと記念にして下さいね。


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