日本の伝統行事
2022-08-02
お七夜のお祝いとは?お祝い方法や命名書の書き方をあわせてご紹介
赤ちゃんが誕生し、初めてのお祝い事である「お七夜」
この記事では、お七夜のお祝いについてわかりやすく解説します。
知っておくことで、スムーズに当日を迎えられますよ。
お七夜(おしちや)とは、赤ちゃんが誕生した7日目の夜に家族でお祝いする行事です。
赤ちゃんのこれからの成長を願い、無事に7日目を迎えられたことをお祝いします。
昔は赤ちゃんが生まれてすぐに亡くなってしまうことも多かったようです。
そのため、生後7日を節目としお祝いしたことが由来です。
お七夜の内容は、赤ちゃんの名前の披露やお祝いの料理をみんなで囲みます。
お祝い事ですが、自宅にて身内で行うことも多いためカジュアルな服装で大丈夫です。
以前は親戚まで呼び盛大にお祝いする行事でしたが、最近では祖父母や両親だけでのご家庭も多いです。
都合に合わせて、誰を呼ぶのか決めてくださいね。
決まりはないですが、ご家庭によっては風習を大切にしている場合もあります。
お祝いの目処が立ったら、あらかじめ相談しておくと安心ですよ。
お七夜のお祝いでは、おもに以下のことを行います。
命名式とは、誕生した赤ちゃんの名前を決めておき、家族にお披露目します。
出生届は14日以内に役所に提出するため、もしかしたら名前がまだ決まっていないこともあるかもしれません。
名前は、両親からの最初のプレゼントです。
一生使う名前であるからこそ、お七夜までに慌てて決めなくてもよいでしょう。
もしお七夜までに名前が決まらなかった場合は後日命名式を別で行うのもおすすめです。
赤ちゃんと一緒に家族で記念撮影します。
写真館ではなく、自宅で撮ることが多いです。
ママも赤ちゃんも出産後間もないため、体調に配慮しながら行いましょう。
記念に赤ちゃんの手形や足形をとることもあります。
準備するものはインクと紙だけなので、気軽にできますよ。
子どもの成長はあっというま。
小さいうちの可愛らしい手や足を残しておくと、素敵な記念となるでしょう。
家族揃ってお祝いの食事を囲むのも、お七夜では一般的です。
本来であれば、縁起の良い食材を用いたお祝い膳が好ましいですが、最近ではお祝いのスタイルも多様化しています。
お祝い膳にこだわる必要はなく、ご家庭やママの体調にあわせて準備しやすい料理を用意してくださいね。
命名式に必要な「命名書」の書き方について解説します。
準備するものは以下の通りです。
正式な書式で書く予定であれば、和紙で出来ており、公用紙としても使用される奉書紙と毛筆と墨汁を用意しましょう。
略式で行う場合は、色紙や半紙を使用してもよいです。
奉書紙の用意について。
まず奉書紙を横に2つ折りにします。この時つるつるした面が表にくるように折ります。
次に縦に3等分に折り目をつけましょう。
続いて、正式な書式の書き方を説明します。
略式の命名書は、正式な書式に比べてカジュアルで書きやすい印象です。
基本的に好きな色紙や台紙に書いてもよいです。
最近では、可愛いデザインのものも販売されているので、好きなデザインのものを選びやすいですよ。
略式の書き方は地域によって異なることもあるようですが、ここでは一例を説明します。
昔は父方の祖父が書くことが多いとされていました。
しかし、誰が書くかといったルールはありません。
パパやママが書いてももちろんOKです。
字に自信がない場合は、他の人に頼んでもよいでしょう。
うまく書けない場合は?
命名書がうまく書けない場合もあるかと思います。
そのような場合は、プロにオーダーすることも可能ですよ。
他にもネットにはおしゃれなデザインのものもあります。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
命名書を飾る場所は、床の間や神棚に置きます。
もし自宅にないようであれば、目につきやすい壁に貼ってもよいでしょう。
命名書を飾る期間は、特に決まりはありません。
出生届を出したタイミングやお宮参り、ママの床上げの時期にしまうのがタイミングの目安とされています。
特に決まりはありませんが、お祝い膳のメニューとして以下のものを準備するご家庭もあります。
メニューは一例であり、地域によっても献立に違いがあるようです。
しかし、お七夜のお祝いを行う時期はママにとって体調も万全ではないはず。
無理に手作りにて用意する必要はありません。
ママのからだのことを考慮して、仕出し屋さんにお願いするのももちろんOKです。
お寿司の出前を頼んでもよいでしょう。
最近では、ケーキでお祝いするご家庭も増えていますよ。
大切なのはこれからのお子さんの健康をお祈りする気持ちです。
無理にお祝い膳を用意しなくても大丈夫。
ママやパパが準備しやすい料理を用意してみてくださいね。
赤ちゃんの初めてのお祝い事であるお七夜です。
命名式や家族で食事を囲み、みんなで素敵な時間を過ごしてください。
家族にとって素敵なお祝いの日になりますように。
- お七夜とはどのようなお祝い?
- 命名書の書き方について知りたい
- お祝いのメニューは何を用意したらいい?
この記事では、お七夜のお祝いについてわかりやすく解説します。
知っておくことで、スムーズに当日を迎えられますよ。
お七夜とは?
お七夜(おしちや)とは、赤ちゃんが誕生した7日目の夜に家族でお祝いする行事です。
赤ちゃんのこれからの成長を願い、無事に7日目を迎えられたことをお祝いします。
昔は赤ちゃんが生まれてすぐに亡くなってしまうことも多かったようです。
そのため、生後7日を節目としお祝いしたことが由来です。
お七夜の内容は、赤ちゃんの名前の披露やお祝いの料理をみんなで囲みます。
お祝い事ですが、自宅にて身内で行うことも多いためカジュアルな服装で大丈夫です。
以前は親戚まで呼び盛大にお祝いする行事でしたが、最近では祖父母や両親だけでのご家庭も多いです。
都合に合わせて、誰を呼ぶのか決めてくださいね。
決まりはないですが、ご家庭によっては風習を大切にしている場合もあります。
お祝いの目処が立ったら、あらかじめ相談しておくと安心ですよ。
お七夜のお祝いで行うこと
お七夜のお祝いでは、おもに以下のことを行います。
- 命名式
- 記念撮影
- お祝い膳を囲む
命名式をする
命名式とは、誕生した赤ちゃんの名前を決めておき、家族にお披露目します。
出生届は14日以内に役所に提出するため、もしかしたら名前がまだ決まっていないこともあるかもしれません。
名前は、両親からの最初のプレゼントです。
一生使う名前であるからこそ、お七夜までに慌てて決めなくてもよいでしょう。
もしお七夜までに名前が決まらなかった場合は後日命名式を別で行うのもおすすめです。
記念撮影をする
赤ちゃんと一緒に家族で記念撮影します。
写真館ではなく、自宅で撮ることが多いです。
ママも赤ちゃんも出産後間もないため、体調に配慮しながら行いましょう。
記念に赤ちゃんの手形や足形をとることもあります。
準備するものはインクと紙だけなので、気軽にできますよ。
子どもの成長はあっというま。
小さいうちの可愛らしい手や足を残しておくと、素敵な記念となるでしょう。
お祝い膳を囲む
家族揃ってお祝いの食事を囲むのも、お七夜では一般的です。
本来であれば、縁起の良い食材を用いたお祝い膳が好ましいですが、最近ではお祝いのスタイルも多様化しています。
お祝い膳にこだわる必要はなく、ご家庭やママの体調にあわせて準備しやすい料理を用意してくださいね。
【お七夜】命名書の書き方と飾り方について
命名式に必要な「命名書」の書き方について解説します。
準備するものは以下の通りです。
- 奉書紙(ほうしょがみ)
- 墨汁
- 毛筆
正式な書式で書く予定であれば、和紙で出来ており、公用紙としても使用される奉書紙と毛筆と墨汁を用意しましょう。
略式で行う場合は、色紙や半紙を使用してもよいです。
【命名書】正式な書式の書き方
奉書紙の用意について。
まず奉書紙を横に2つ折りにします。この時つるつるした面が表にくるように折ります。
次に縦に3等分に折り目をつけましょう。
続いて、正式な書式の書き方を説明します。
- 1.用紙右側に「命名」
- 2.真ん中の用紙の右側に「父親の名前」と「続柄」
- 3.左横に大きめの字で「赤ちゃんの名前」
- 4.その隣に「赤ちゃんの生年月日」
- 5.用紙左側に「命名式の日付」と「両親の名前」
【命名書】略式の書き方
略式の命名書は、正式な書式に比べてカジュアルで書きやすい印象です。
基本的に好きな色紙や台紙に書いてもよいです。
最近では、可愛いデザインのものも販売されているので、好きなデザインのものを選びやすいですよ。
略式の書き方は地域によって異なることもあるようですが、ここでは一例を説明します。
- 用紙の右側に「両親の名前」と「続柄」
- 中央に大きく「命名 赤ちゃんの名前」
- 左側に「生年月日」
命名書は誰が書くの?
昔は父方の祖父が書くことが多いとされていました。
しかし、誰が書くかといったルールはありません。
パパやママが書いてももちろんOKです。
字に自信がない場合は、他の人に頼んでもよいでしょう。
うまく書けない場合は?
命名書がうまく書けない場合もあるかと思います。
そのような場合は、プロにオーダーすることも可能ですよ。
他にもネットにはおしゃれなデザインのものもあります。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
命名書はどこに置く?いつまで?
命名書を飾る場所は、床の間や神棚に置きます。
もし自宅にないようであれば、目につきやすい壁に貼ってもよいでしょう。
命名書を飾る期間は、特に決まりはありません。
出生届を出したタイミングやお宮参り、ママの床上げの時期にしまうのがタイミングの目安とされています。
お七夜のお祝い膳メニューは何を準備したらいい?
特に決まりはありませんが、お祝い膳のメニューとして以下のものを準備するご家庭もあります。
- 赤飯
- お吸い物
- 尾頭付きの鯛
- 天ぷら
- 煮物
- お造り
- 香のもの
メニューは一例であり、地域によっても献立に違いがあるようです。
しかし、お七夜のお祝いを行う時期はママにとって体調も万全ではないはず。
無理に手作りにて用意する必要はありません。
ママのからだのことを考慮して、仕出し屋さんにお願いするのももちろんOKです。
お寿司の出前を頼んでもよいでしょう。
最近では、ケーキでお祝いするご家庭も増えていますよ。
大切なのはこれからのお子さんの健康をお祈りする気持ちです。
無理にお祝い膳を用意しなくても大丈夫。
ママやパパが準備しやすい料理を用意してみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの初めてのお祝い事であるお七夜です。
命名式や家族で食事を囲み、みんなで素敵な時間を過ごしてください。
家族にとって素敵なお祝いの日になりますように。