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2025-10-08

冬のお宮参り!赤ちゃんと家族の服装・衣装選びと寒さ対策

冬のお宮参り!赤ちゃんと家族の服装・衣装選びと寒さ対策

お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事。生後1か月前後で行うのが一般的ですが、冬の時期は寒さが心配なママ・パパも多いのではないでしょうか。
本記事では「冬のお宮参り」をテーマに、赤ちゃんと家族の服装選びや防寒対策、当日の持ち物や注意点まで詳しくご紹介します。
寒さの厳しい時期でも安心してお参りや撮影を楽しむためのヒントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。


冬のお宮参りでは寒さ対策が必要


冬のお宮参りでは、赤ちゃんや産後間もないお母さんの体調を守るために、しっかりとした寒さ対策が欠かせません。特に東北や関東・関西など地域ごとに冬の気温差があり、体感温度も大きく異なります。
以下は地域別に平均気温をまとめた表です。
























地域 1-2月平均気温 9-10月平均気温
宮城 0~2℃ 17~19℃
東京 5~6℃ 19~21℃
大阪 5~6℃ 20~22℃

9~10月に比べて、1~2月は10℃以上も下がる地域が多く、赤ちゃんにとっては大きな負担となります。
お宮参りの日は、外気に長く触れる時間を減らしつつ、屋外と屋内の寒暖差に対応できる服装・持ち物を準備しておきましょう。


冬のお宮参りにおける赤ちゃんの服装と寒さ対策


お宮参りの赤ちゃんの服装は、和装(祝い着)または洋装(ベビードレス)が基本です。いずれも華やかで写真映えしますが、冬は特に「寒さから守る工夫」が必要となります。防寒アイテムをプラスすることで、快適にお参りを楽しめます。
• 和装:袷(あわせ)の祝い着+ベビードレスを重ねて防寒
• 洋装:厚手素材のベビードレス+インナーやおくるみで調整
• 共通:おくるみ、ケープ、靴下、ミトンで冷えを防ぐ


和装(祝い着)の選び方と着せ方の基本


冬のお宮参りで多く選ばれるのが「袷(あわせ)」仕立ての祝い着です。裏地がついているため、冬場でも冷気を遮りやすく安心です。
祝い着の下には、昔は「白羽二重(しろはぶたえ)」と呼ばれる絹の着物を着せましたが、現在ではベビードレスを代用するケースが増えています。ベビードレスを着せることで、保温性を保ちながら着付けもスムーズになります。

柄選びは、男の子には「鷹」「兜」「松」など力強さや健やかな成長を象徴するものが人気。女の子には「手毬」「花」「蝶」など可愛らしさや幸せを願う柄が選ばれます。

祝い着を羽織らせる際には、赤ちゃんを抱っこしたまま掛ける形になるため、中に着せるベビードレスやインナーで温度調整を工夫しましょう。


洋装(ベビードレス)の選び方と着せ方の基本


洋装のお宮参りスタイルでは、冬に合わせて「厚手素材」や「長袖」のベビードレスがおすすめです。フリースやウール混素材は保温性に優れ、赤ちゃんを冷えから守ります。
ベビードレスの下には、肌着を重ね着させましょう。
例えば「長袖肌着+カバーオール+ベビードレス」のようにすると、防寒性と着心地を両立できます。
さらにおくるみやケープを組み合わせると、移動中や屋外での撮影も安心です。特にフード付きのケープは、頭や耳の冷えを防ぐため重宝します。脱ぎ着がしやすい工夫をすれば、暖房の効いた室内でも快適に過ごせます。


お宮参り冬

【母親・父親・祖父母】家族の服装と寒さ対策


お宮参りでは、主役の赤ちゃんに合わせて家族の服装も「格を揃える」ことがマナーです。特に産後の母親は体調が万全ではない場合もあるため、防寒と動きやすさを兼ね備えた服装を選ぶことが大切です。
• 母親:授乳のしやすいワンピースや和装+防寒用インナー
• 父親:冬用ウールスーツ+フォーマルコート
• 祖父母:両親より控えめな和装・スーツ・ワンピース
• 兄弟姉妹:制服またはフォーマル子ども服


母親の服装:体調を考慮したフォーマルスタイル


お宮参りの母親にとって、最も大切なのは「体調に無理をしないこと」です。産後1か月前後は体力が回復しきっていないことも多く、冷えや疲れが体調に影響しやすい時期です。そのため、見た目の華やかさだけでなく、防寒や動きやすさを兼ね備えた服装を選ぶことが重要です。
洋装の場合は、ワンピースやセットアップスーツが基本スタイルです。特に授乳口付きのワンピースは、授乳が必要な時にも対応できるため安心です。ウエストを強く締め付けないデザインを選べば、体に負担をかけずに過ごせます。
冬場は防寒対策として、厚手のタイツや防寒インナーを上手に取り入れましょう。見た目に響かない素材を選べば、フォーマル感を損なわず快適に過ごせます。外出時にはフォーマル感のあるコートを羽織るのが理想です。洋装ならウールやカシミア素材、和装なら道行コートや羽織が適しています。
和装を選ぶ場合は、訪問着や色無地が一般的。冬は長襦袢の下に薄手のインナーを取り入れることで、冷えを防ぎながら美しい着姿を保てます。柄や色は赤ちゃんの衣装よりも控えめにするのがマナー。
母親の服装は「赤ちゃんを引き立てる装い」と意識するとバランスが取れます。


父親の服装:格式を合わせたスーツスタイル


お宮参りの父親の服装は「ダークスーツ」が基本です。
冬はウール素材のスーツを選ぶと、防寒性とフォーマルさを両立できます。ネイビーやチャコールグレーなど落ち着いた色合いは、赤ちゃんや母親の衣装を引き立てつつ格式を守れます。
屋外での移動がある冬場は、コートも重要です。カジュアルなダウンジャケットではなく、ステンカラーコートやチェスターコートなどフォーマルに対応できるものを選びましょう。ネクタイの色は母親や祖父母とトーンを揃えると、家族写真が一層まとまって見えます。


祖父母・兄弟姉妹の服装のポイント


祖父母の服装は、両親よりも控えめにまとめるのがマナーです。
男性は落ち着いた色のスーツ、女性はシンプルなワンピースやスーツスタイルが望ましいでしょう。
和装を選ぶ場合も、黒留袖や色無地など上品で落ち着いたものがおすすめです。
兄弟姉妹がいる場合は、子ども用のフォーマルウェアを着せると写真映えします。学校に通っているお子さんなら制服でも問題ありません。動きやすさを考慮しつつ、家族全体の雰囲気が整うように意識すると良いでしょう。


お宮参り冬

冬のお宮参りで必須!万全な寒さ対策と持ち物


冬のお宮参りでは、赤ちゃんは体温調節がまだ未熟なため、屋外と屋内の気温差に注意が必要です。
寒さから守りつつ、汗をかいた時にはすぐ対応できる準備が欠かせません。
ここでは、防寒アイテムや持ち物、急な天候の変化に備える工夫について解説していきます。


赤ちゃんの体を冷えから守る防寒アイテム


冬のお宮参りは「部位ごとに守る」防寒アイテムを紹介します。
まずおくるみはキルトやボア、ダウン風など保温性の高い素材を。抱っこ紐・ベビーカー兼用の防風ケープがあると移動中も安心です。
• 頭・耳:ニット帽やボンネット。風が強い日はフード付きケープで耳もカバー。
• 首・胸:紐なしで外れにくいスタイ型ネックウォーマー。面ファスナーなど短い留め具を。
• 胴体:中綿入りケープ/ポンチョ。内側は綿など肌当たりのやさしい素材。
• 手先:ミトンは紐つきを避け、落下防止クリップで固定。濡れたら交換。
• 足元:厚手ソックス+レッグウォーマー、屋外はブーティで二重保温。
• ベビーカー:ブランケットクリップ&風防レインカバーで体感温度を下げない。
発熱系のカイロ/保温ジェルは“直接肌NG”。衣類の外側やベビーカーの外側に装着し、同じ部位に長時間当てないこと。迷ったら「防風→保温→必要なら発熱体」の順で重ね、長いマフラーや首ひも付き小物は窒息リスクがあるため避けましょう。


屋外・屋内で調整!重ね着のコツと汗対策


冬のお宮参りでは、赤ちゃんに「肌着+中着+アウター」の三層構造で服を着せるのが基本です。肌着は綿素材の長袖で吸湿性を重視し、中着にカバーオールやロンパースを組み合わせます。その上にベビードレスや防寒性のあるカーディガンを重ねれば、体温をしっかり守ることができます。
大切なのは「脱ぎ着しやすさ」です。神社の控室や待合所は暖房が効いており、外との温度差で汗をかきやすくなります。汗をそのままにしておくと体が冷えて風邪の原因になるため、屋内に入ったら上着やケープを早めに外し、汗を拭き取ることを心がけましょう。ガーゼや小さなタオルを数枚持っておくと安心です。
また、替えの肌着を1~2枚用意しておくと、汗をかいた時にすぐ着替えさせられます。特に撮影の前には清潔な衣装に着替えさせると、写真もより美しく残せます。重ね着は「温度調整が簡単にできる」ことを意識し、屋外と屋内の環境に合わせて快適に過ごせるよう準備しておきましょう。


あると安心!冬のお宮参り持ち物リスト


冬のお宮参りでは、赤ちゃんと家族が快適に過ごすための持ち物を事前に準備することが大切です。以下のリストを参考にチェックしてみましょう。
• 赤ちゃん用:防寒具(おくるみ・ケープ)、帽子、ミトン、靴下、着替え一式、替えの肌着、おむつ・おしり拭き、授乳用ミルクセット、ガーゼ・タオル
• 母親用:ひざ掛け、カイロ(貼らないタイプ)、水筒に入れた温かい白湯やお茶
• 家族共通:替えのマスク、ウェットティッシュ、ビニール袋(汚れ物やおむつ用)
特に冬は屋外での待ち時間が体に負担をかけやすいため、防寒グッズや温かい飲み物は必須です。母親や祖父母の冷え対策も忘れずに用意しておくと、みんなで快適にお参りできます。


雨・雪が想定される場合はどうする?


冬のお宮参りでは、雨や雪など悪天候を想定して準備しておくことも大切です。

雪の日は足元が滑りやすいため、ヒールではなく安定感のある靴で移動しましょう。車での送迎を利用すれば、赤ちゃんが寒さや風にさらされる時間を短縮できます。

雨の日は神社の屋根付き参道や待合所の有無を事前に確認しておくと安心です。ベビーカーよりも抱っこ紐+ケープの方が移動しやすい場合もあります。

写真撮影を予定している場合は、屋外撮影にこだわらず屋内での撮影に切り替える柔軟さが必要です。神社の控室やフォトスタジオを活用するのも良い方法です。
天候に合わせてプランを調整し、赤ちゃんと母親への負担を最小限に抑えることを意識しましょう。


宮参り冬

後悔しない!冬のお宮参り当日の注意点


冬のお宮参りは、寒さや天候に左右されやすいため、赤ちゃんとお母さまの体調を第一に考えることが大切です。無理をしてしまうとせっかくのお祝いが大変な思い出になってしまうこともあります。
当日は短時間でスムーズに参拝や撮影を終えられるよう、事前準備が欠かせません。ここでは体調管理のポイントや、時間を短縮する工夫についてご紹介します。


赤ちゃんと母親の体調管理を最優先に


冬のお宮参りで最も重要なのは、赤ちゃんと母親の体調です。
特に赤ちゃんは体温調節が未熟なため、朝の段階で「授乳やミルクをしっかり飲んでいるか」「機嫌が安定しているか」「体温に異常がないか」を必ず確認しましょう。
母親も産後の体はまだ回復途中です。寒さや人混みで無理をすると体調を崩してしまうこともあります。少しでも不安があれば、無理せず延期する判断をすることも大切です。

お宮参りは時期が多少ずれても問題ありません。ご家族の体調を優先して、安心してお祝いできる日を選びましょう。


寒さを避ける時間短縮のコツ


冬のお宮参りでは、外にいる時間をできるだけ短くする工夫が必要です。
まずは事前に神社のご祈祷受付時間を確認し、可能であれば予約をしておくとスムーズです。混雑を避け、待ち時間を減らすことができます。
また、移動手段は赤ちゃんに負担が少ないように、車やタクシーの利用がおすすめです。写真撮影は神社だけでなく、控室や屋内のスタジオを併用すると寒さを避けながら思い出を残せます。
「参拝 → ご祈祷 → 写真撮影」という流れを事前に家族で共有しておくと、当日の動きがスムーズになり、赤ちゃんへの負担を最小限にできます。


よくある質問


お宮参りは冬は避けるべきですか?


冬でもお宮参りは問題なく行えます。ただし寒さが厳しいため、赤ちゃんや母親の体調を最優先に考えることが大切です。防寒対策や参拝時間の短縮を工夫すれば、冬ならではの澄んだ空気の中で素敵なお参りができます。


お宮参りは遅れても大丈夫?


本来は生後1か月頃に行うとされていますが、赤ちゃんや母親の体調を優先して時期をずらしても問題ありません。生後100日やお食い初めと兼ねて行う地域もあります。無理をせず、安心できる時期にお参りをするのが一番です。


お宮参りの写真撮影はスタジオキャラットへ


写真スタジオでの撮影は天候や気温の変化を気にしなくてもいいのがメリットの一つ。寒い時期の神社へのお参りは避けたい。という方も、今だけの赤ちゃんの記録を写真撮影で残して、お参りは温かくなってから。というのもおすすめです。
撮影の前後1か月の間は祝い着を無料で1日レンタルが可能です。赤ちゃんやママの体調に合わせて撮影やレンタルをご利用ください。残したいイメージやご家族のご要望により選べるお得なセットプランをご用意しています。
※一部グレードアップ料が必要な衣装がございます。
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まとめ


冬のお宮参りは、寒さ対策と体調管理が成功のポイントです。赤ちゃんの服装や家族の衣装を工夫し、防寒アイテムや持ち物をしっかり準備することで、安心してお祝いの日を迎えられます。当日は赤ちゃんと母親の体調を最優先に、無理のないスケジュールで短時間にまとめることが大切です。
澄んだ空気の冬ならではの神聖な雰囲気の中で、家族の大切な思い出を残せるお宮参り。事前準備を整え、後悔のない素敵な一日をお過ごしください。

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