日本の伝統行事
2018-03-13

子どもから大人へ。節目となる十三参りって何?

子どもから大人へ。節目となる十三参りって何?
春になると卒業や入学、進級などいろいろな節目を迎えますね。

その中でも『十三参り』を行う地域もあります。
十三参り?と初耳の方も少なくないと思います。
今日はこの十三参りについてのご紹介です。

子どもの行事といえば、七五三や初節句のように子供の成長を祝う風習が多くあります。
十三参りもその1つで、数えの13歳を迎える年に、虚空菩薩様をお参りし、
福徳と知恵を授かる行事と言われています。

虚空菩薩様は無限の知恵と慈悲を持った菩薩様で、虚空菩薩様を祀っている寺院や神社を
お参りします。この行事が盛んなのは京都や東京の浅草寺などが有名ですね。

では、なぜ13歳なのか?
その昔男の子は、数えの15歳で大人となる元服式が行われていました。
今でいう、成人式のようなものでしょうか。
時代が進むにつれ、儀式の簡略化も進み元服式の前に「半元服」が行われるようになったそうです。
この「半元服」が行われたのが数えの13歳でした。
女の子も13歳の年に『髪上げの儀式』が行われ、大人の髪型に結い上げるようになります。
つまり、男女ともに数えの13歳は大人の仲間入りと考えられてきたと言うことですね。

また、数えの13歳は生まれてからちょうど干支が一周する年齢。
人生最初の厄年でもあるので、十三参りは最初の厄払いを兼ねた行事でもあるといわれています。

なんとなく十三参りについてわかるとともに、興味もわきますよね。
それでは、いつお参りにいくのか?

十三参りのお参りは旧暦の3月13日に行う行事だっだそうです。
今の暦でいうと、4月13日ごろにあたります。

今では4月13日を中心に3月13日ごろから5月13日ごろまでにご祈祷を受け付けている寺院が多いそうです。
寺院によって違いがありますので、問い合わせてみてくださいね。

大人の仲間入りを意味した13参り。
正装でのお参りということでお着物を着ての参拝となります。
七五三のとも成人式とも違う雰囲気のある十三参りでお着物姿を写真で残してみるのも良いのではないでしょうか。

数えの13歳は、ちょうど小学校を卒業するタイミングでもありますよね。
新しい制服姿はもちろん、古くからある風習を学んで楽しむ意味でも、十三参りを行ってみるのはいかがでしょうか。
お参りまではちょっと、という方には写真だけでもしっかり残しておくことがおススメ。

キャラットでは13参りの撮影プランもご用意してますので、
この機会に利用してみてくださいね。

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