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2021-06-10

【甘派・カジュアル派・正統派】 カメラマンが教える!子どもが“映える”写真の撮り方

【甘派・カジュアル派・正統派】 カメラマンが教える!子どもが“映える”写真の撮り方
梅雨シーズンが到来。「今日も何して過ごそう」と頭を悩ませるママにおすすめしたいのが、写真遊び。商業施設内にあるスタジオで撮ったり、おうちで子どもと遊びながら撮ったり、思い出に残る一日にしちゃえば憂鬱なシーズンも乗り切れるはず!カメラマンがママのカテゴリー別に“映える”写真の撮り方やスタジオ選びをレクチャーします。

教えてくれるのは、カメラマン・石井幸二さん

美術館巡りや観葉植物が趣味。ブライダルからキッズまで幅広いニーズに応えるセンスと審美眼が人気のカメラマン。「スマホで撮影するなら、色鮮やかで白飛びを抑えてくれるHDRを使用するのがおすすめ。記事内では、スタジオ以外にもおうちでの撮り方のコツも伝授します。」

甘派ママは“ワントーンなカラーリングと植物”


石井「フリルやワンピースなどの装いが好きな甘派のママは、着こなし自体に華やかさがあるので背景はアイボリー、白、グレー系で優しいトーンでシンプルにまとめてあげると、甘さがまろやかになり優しい雰囲気を出せますよ。」

スタジオで撮るなら…



自然光が演出できる※要確認※、スタジオキャラット みなとみらい店の背景はグリーン多めの花が装いを際立たせてくれます。普段着でラフに撮ってもかわいく仕上がるはず。

スタジオキャラット アリオ八尾は、パールのようなホワイトで統一したシンプルだけど幻想的なスタジオ。甘めな服にジュエリーのようなきらめきを写真で添えると、理想的な写真になるはず。インテリアとして部屋に飾っても良さそう。

おうちで撮るなら…


石井「自然光の入る白壁の部屋がおすすめです。床に、白・アイボリー・グレー系の布を3.4枚重ねて床に置き同系色のオブジェなどでまとめると子どもの質感にあった世界観が表現できて、スタジオのようなシャレっ気が演出できます。」

甘派ママのおうちフォト実例もチェック

「白壁は服の色やディテールがはっきり出るので、何気なく撮っても映える気がします。母の日にちなんでカーネーションを持っていたのですが、良いアクセントに。自然光の入る日中を狙いました。」(水野佐彩さん、2歳女の子のママ)

「自分の誕生日に三脚で撮影しました。お気に入りのヘアアクセサリーと主人が贈ってくれた花を揃えて。背景がシンプルだから花もかんむりも際立ちました。」(はるなさん、1歳女の子、6歳男の子のママ)

“シンプルが好き”カジュアル派ママは少しエッジを効かせて。


石井「服がシンプルで落ち着いたカラーの多いカジュアル派ママは、背景にオブジェなどの少し遊び心を入れてあげると写真が地味になることもなく、壁に飾ってもサマになるような仕上がりになります。」

スタジオで撮るなら……



スラジオキャラット マチノマ大森店はアンティーク家具の配置とデザインが魅力的。Tシャツにデニムの王道コーデも、映画のワンシーンのように残してくれます。

ぐっと雰囲気を出すなら、スタジオキャラット 奈良大宮通り店。たとえば、すっと立つだけでもヴィンテージな雰囲気がオシャレさを引き出してくれます。オムツ一枚でも絶対かわいく仕上がるスタジオ。

おうちで撮るなら……


石井「マスキングテープなどで壁に小さな家をかたどって、その中にお子さんをいれて撮影すると可愛く撮れます。赤ちゃんなら、ぬいぐるみを敷き詰めてその中においてあげる、自分もちょっと入っちゃうと可愛さ倍増します。」

カジュアル派ママのおうちフォト実例もチェック

「あいにくの大雨で自宅にてタペストリーを飾って、カメラマンでもある友人に撮ってもらいました。写真はアップですが、タペストリーのおかげでシンプルな洋服でもスタイリッシュに撮れてお気に入りです。」(あかねさん、5歳・3歳の女の子のママ)

「なかなか2ショットが撮れないので、ヴィンテージライクな鏡越しに。枠があるだけで、写真が映えるので自撮りもサマに見えました。」(高橋さん1歳女の子のママ)

“正統派ママ”は時代を越えても色褪せない写真


石井「代々受け継ぎたいような写真を撮りたい正統派ママは、思い切ってフォーマルな装いで映るのはいかがでしょうか。飾っても、お客様や祖父母の方々が見ても、素敵ね、と言われる写真は、一度は残しておきたい写真になるはず。」

スタジオで撮るなら……



スタジオキャラット 宇都宮今泉店は、和モダンな印象。洋装も和装も似合う背景は、シャビーシックなカラーで写真全体を引き締めてくれます。

スタジオキャラット 京都西陣店は、築百年以上の重要文化財のスタジオ。100年経っても色褪せない大正ロマンの雰囲気は、写真を見返しても改めて撮って良かったなと思えること間違いなしです。

おうちで撮るなら……


石井「せっかくなので、ネットでお手頃に買える三脚を用意しましょう。お気に入りのソファーや椅子に座って、洋服もお気に入りのフォーマルな装いで映るだけで本格的な撮影が楽しめそうです。時がたって写真を見返した時に、その時の好きやにおい、音など五感で伝わる良い写真になりそうですね。」

正統派ママのフォト実例もチェック

「祖父宅で撮影した写真。4世代の男性陣の年齢差を残しておきたくて撮ってみました。私も映ればよかったと思いながら…今度は家族で撮るのも良いかもと計画中です。」(ほのかさん、0歳男の子のママ @bunchoco_honoka)

カメラマン・石井さんのアドバイスやママたちの実例は、すぐにでも真似できそうなほど簡単。プリントを考える場合は撮影データサイズを最大にすると綺麗に印刷ができるんだそう。

またスタジオも商業施設内であれば、雨の日にさっと行って、ご飯たべて撮影。帰りにオムツ買って帰ろうかなんて効率的に遊べるはず。

ぜひ、憂鬱な雨をキッカケに変えて、写真で思い出作りを楽しんでみてくださいね。

次回は「じいじ&ばあばが本当に嬉しい写真シェア法は、“飾る”or“サブスク”or“データ共有”」

まだまだ会いにいくのが難しい遠くに住んでいる祖父母。子どもたちの写真を贈りたいけれど、正解の贈り方って?という疑問に応えて、祖父母目線の感想からママたちの実例まで一挙大公開します。次回もお楽しみに!

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