日本の伝統行事
2026-02-12

男の子の初節句の祝い方!五月人形や鯉のぼりの選び方や祝い方

男の子の初節句の祝い方!五月人形や鯉のぼりの選び方や祝い方

男の子の初節句は、赤ちゃんが生まれて初めて迎える「端午の節句(5月5日)」のお祝いです。
名前旗や兜飾り、鯉のぼりを飾って成長と健康を願い、家族で写真や食事会を楽しみます。
伝統行事といっても形式に決まりはなく、月齢や体調に合わせて無理なく祝うことが大切です。

この記事では祝い方や準備、当日のポイントをわかりやすく紹介します。



男の子の初節句|お祝いの仕方


端午の節句

男の子の初節句では、赤ちゃんの健やかな成長を願ってさまざまなお祝いをします。主な祝い方は以下です。
食事会:両家の祖父母を招いて食事会を開き、お祝いの言葉と食事を囲むのがおすすめです。お祝い料理には縁起の良い食材を取り入れると、思い出にも残ります。

写真撮影:伝統の兜飾りや鯉のぼりと一緒に写真を撮ることで、成長記録として一生の宝物になります。スタジオ撮影なら衣装や小物の用意も安心です。

ご祈祷(お宮参り):神社でご祈祷を受け、健やかな成長を祈るのも人気のある過ごし方です。予約や混雑時間を事前に確認しておくと安心です。

また、お祝いをいただいた場合、内祝いを準備するのが一般的です。いただいた金額や品物の1/3〜1/2程度を目安に感謝の気持ちを添えて贈ります。


初節句はいつ?時期や翌年のお祝いについて


男の子の初節句は「端午の節句」つまり 5月5日 に行います。これは日本の伝統行事であり、もともと季節の変わり目に邪気を払い、健康を願う日とされています。
赤ちゃんが誕生してから初めて迎える5月5日が、その子にとっての初節句です。
ただし、生まれたばかりで体への負担が大きい月齢の場合、 翌年の5月5日(満1歳)にお祝いするケースもあります。 無理をせず、家族の体調や生活リズムに合わせて決めましょう。
端午の節句の起源は古代中国にあり、今から約2300年前の中国の楚の国王の側近である「屈原」の供養のための祭りが行われるようになりました。また、5月は病気にかかりやすい月とされ、厄除けや魔除けをし、滋養のあるものを食し、健康を祈りました。
日本には奈良時代に伝わり、平安時代には宮中で菖蒲を飾る風習が広まりました。その後、武士の時代になると「尚武(武を重んじる)」と「菖蒲」が同じ音であることから、男の子の健やかな成長を願う行事として定着しました。
また、女の子の初節句が3月3日(桃の節句)なのは、春に咲く桃の花が魔除けの力を持つとされ、女の子の健康と幸せを願う行事として広まったためです。


初節句は何をするの?


赤ちゃんにとってはじめてとなる初節句には、家族でお祝いをします。赤ちゃんが無事に生まれてきたことと、これからも元気で健やかに育ってほしいとの願いをこめてお祝いをするのです。

五月人形の兜かざりや鯉のぼりを飾り、ちまきや柏餅などを食べるのが一般的です。
しかし厳密に、「これをしなければならない」といった決まりはありませんので、各ご家庭にあった方法をとるのがいいでしょう。

例えば以下のような過ごし方があります。
・家族の食事会(自宅/外食):両家で集まり、赤ちゃんに縁起の良い料理を囲んで団らんします。外食なら準備や片付けの負担が減ります。

・記念撮影:兜や鯉のぼり、衣装と一緒に写真を残すと、後で見返しても思い出深い記念になります。

・菖蒲湯:端午の節句の伝統として、菖蒲の香りの湯に家族で入ることで邪気払いを願う習慣があります。月齢や体調を見ながら安全に楽しんでください。

赤ちゃんの月齢や体調に合わせて、無理のない内容を選びましょう。


男の子の初節句に用意するもの



4月生まれの男の子はどうすればいいの?


初節句

4月生まれの場合には、次の年に初節句のお祝いをするケースも多いようです。4月生まれの男の子にとっては、生後1ヶ月たつかたたないかのころに、はじめての5月5日をむかえることになります。本来ならその年の5月5日が初節句となりますが、まだママの体調も戻っていないような時期ですよね。そのため生まれた年の5月5日ではなく、翌年の5月5日に初節句のお祝いをする家庭も多いようです。またお宮参りもまだといった場合には、お宮参りと初節句をあわせてお祝いもする、などといったケースもあります。



【端午の節句】は男の子の行事|5月5日こどもの日としては女の子も


端午の節句は、5月5日「こどもの日」のことをいいます。「こどもの日」といいますが、端午の節句としては男の子が対象となります。対して女の子の節句は、3月3日の桃の節句ですね。しかし今は「こどもの日」として、5月5日は女の子も一緒に、柏餅を食べたりちまきを食べたりしてお祝いをします。家族に女の子もいれば、一緒に「こどもの日」として祝ってあげましょう。



男の子の初節句に用意するもの


初節句のお祝いに用意する代表的なものには以下があります。



  • 五月人形:兜飾りは武士の武具を象徴し、赤ちゃんの健やかな成長と災い除けの願いが込められています。飾り方や種類は多様で、伝統的な大きいものからコンパクトタイプまで選べます。飾る時期は3月〜4月頃、節句が終わったら片付けるのが一般的です。

  • 鯉のぼり:風になびいて泳ぐ鯉のぼりは、強く勢いよく成長することを願う象徴です。屋外用だけでなくベランダ用や室内用のミニサイズも人気があります。飾る時期は春〜5月5日までが目安です。

  • 服装:赤ちゃんの服装には、陣羽織や袴風ロンパースなどがおすすめです。フォーマル過ぎず、赤ちゃんが快適に過ごせる素材とデザインを選びましょう。



五月人形(兜飾り)|いつ買っていつ飾る?


兜飾り

五月人形は 3月中旬〜4月初旬頃 に選ぶのが理想的です。人気のタイプは早めに売り切れることもあるので、家族のイメージを持って早めにチェックすると安心です。

飾る時期は春の季節感を楽しむためにも 春分以降〜5月5日まで を目安にしましょう。

多くの場合、五月人形はひなまつりの後に販売が開始されます。また、五月人形は工場で大量生産されるものではありません。そのためその年の五月人形が売られはじめると、人気のあるものからどんどん売れてしまいます。吟味して選びたい場合には、3月に入ったらお店を見てまわると選択肢もたくさんあり、お気に入りの一体が見つかるでしょう。
また五月人形を飾るのは、春分の日を過ぎたら飾りはじめます。そして5月5日の端午の節句が終わったら、なるべく早めに片付けましょう。天気がよく湿気の少ない日を選んで片付けるのがおすすめです。昔なら端午の節句には、五月人形を飾る家庭が多かったです。もちろん今でもかなり一般的ではあります。しかし近年の住宅事情によって「置けない」などといった理由から、購入しないケースもあるようです。部屋の広さにあわせた五月人形を用意するといいですね。五月人形は、数十万円する由緒正しい本格的なものから、近年は100円ショップなどの雑貨屋さんで安価だけれどもそれらしい人形なども売られています。自宅のインテリアにマッチするものを選ぶのもいいでしょう。



鯉のぼりを泳がせる


こいのぼり

鯉のぼりは、日本の風物詩として端午の節句に飾られます。鯉が滝を登るように力強く泳ぐ姿が、子どもの成長と出世を願う象徴です。屋外だけでなく、ベランダ用・室内用のミニ鯉のぼりも人気です。

飾る期間は3月下旬〜5月5日までが目安で、天気の良い日に設置や片付けを行うと長持ちします。
端午の節句には、屋外に鯉のぼりを泳がせます。
そして5月5日が過ぎたら天気のよい乾燥した日に片付けましょう。

昔から、こどもの日が近づくと、各家庭に鯉のぼりが泳いでいる光景は日本の風物詩でした。しかし最近はあまり見られなくなったようにも感じますね。やはりこれも住宅事情によるものかもしれません。しかしたとえばマンションのバルコニーに小さな鯉のぼりが泳いでいるだけでも、とても微笑ましく思えるものです。鯉のぼりも立派で高額なものから、安価に購入できるものまでさまざまなタイプがありますので、上手に利用するといいでしょう。家紋を入れるような高級な鯉のぼりを購入したい場合には、日数がかかるので余裕をもって注文します。



当日は家族でお祝いする


端午の節句である5月5日は、国民の祝日に制定されておりゴールデンウィーク中の1日となっています、そのため年末年始やお盆などとならび、親戚が集まる機会がとても多いのではないでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃんの家に家族で集まって、その際にこどもの日をお祝いするご家庭も多いようです。今はコロナ禍となり、大人数で集まることがむずかしくなってしまったかもしれませんが、赤ちゃんのいる家族だけでもお祝いしてあげましょう。子どもがいると毎年こどもの日はやってきますが、男の赤ちゃんが生まれた時の初節句にあたる端午の節句は、特別な日としてお祝いしたいものですね。
では、どのような形でお祝いすればいいのでしょうか。



ちまきや柏餅を食べる


柏餅

ちまきや柏餅は端午の節句の定番の食べ物です。柏餅は葉が新芽が出るまで落ちないことから子孫繁栄の縁起物とされています。また、ちまきは中国由来で邪気払いの意味があり、食べる地域により形や味に差があります。赤ちゃんは月齢によってまだ食べられないため、飾るだけでも節句の雰囲気が出ておすすめです。

食事会のような特別に大がかりなことをしない、といったご家庭もあるでしょう。それでもちまきや柏餅を買ってきて、家族で食べることをしてみてはいかがでしょうか。
初節句の赤ちゃんは月齢によってまだ食べられませんが、形だけでもテーブルに並べると、端午の節句のムードがあがりますよ。



お祝いの料理を用意して食事会をひらく


端午の祝い

初節句のお祝いには、両家のおじいちゃんやおばあちゃんたちも一緒に、食事会をひらくケースも多いです。ご家庭でお祝いの料理を用意して食事をするのもいいですし、外食でお祝いするのもいいですよね。外食であれば、次のようなところが考えられます。




  • ホテルの食事処

  • レストラン

  • 料亭

  • 和食屋


また家庭でお祝いするのであれば、出前をデリバリーするのもいいでしょう。



  • お寿司

  • オードブルセット

  • 和食膳



外食にしても出前にしても、5月5日付近には、特別に「こどもの日メニュー」などが用意されている場合もあります。そういったメニューを利用するのもいいですね。初節句の場合には、外食へ出向くのもなかなか大変ですから、おうちごはんで上手に出前を利用して楽しむのがおすすめです。

初節句の食事会では、縁起の良い食材を取り入れるのがおすすめです。柏餅は子孫繁栄、たけのこは成長を願う意味、出世魚のブリは将来の出世を願う縁起物とされています。家庭でのお祝い料理に加え、外食やデリバリーの活用で準備の負担を減らすと当日がより楽になります。
このようないわれもありますが、「こどもの日」ということで、子どもが喜ぶローストビーフやからあげなどをメニューに取り入れるのもいいでしょう。



関連記事:初節句の食事会はいつどこで?女の子・男の子のお祝い料理とマナー



赤ちゃんとママへの配慮:食事と当日の負担軽減


初節句のお祝いでは、赤ちゃんの 食事(ミルク・離乳食) を月齢に合わせて準備しましょう。まだ固形物が食べられない場合は、記念として離乳食のデコレーションを工夫するのもおすすめです。

ママの負担軽減には、外食やデリバリー・ケータリングの活用、準備と片付けを簡略化する工夫が有効です。また、会食時間を短めに設定すると、赤ちゃんの機嫌や疲れにも配慮できます。

お母さんにとってもまだまだ体への負担がかかる時期です。あまり準備が大変なことや長時間にわたる会食などは控えたいものですね。



菖蒲湯につかる


端午の節句の風習として、菖蒲湯につかるといったものもあります。

その昔中国では、菖蒲は邪気をはらうために使用されていました。菖蒲の強い香りが邪気をはらうとされていたのです。その後日本へも伝わり、端午の節句に菖蒲湯につかることが広まりました。菖蒲は「勝負」や「尚武」などとも通ずる響きで、男の子にたくましく育ってほしいといった願いがこめられています。

家族で一緒に入ることでリラックスした時間を過ごせるうえ、季節の行事感も楽しめます。菖蒲は花屋やスーパーで手に入り、庭や浴槽に浮かべて使えるため、準備も比較的簡単です。

さまざまな風習もうすれる現代ですが、こどもの日にはご家族で菖蒲湯につかってみるのはいかがですか。



端午の節句に厳格な決まりはない


端午の節句、つまり男の子の初節句には、厳密な決まりごとはありません。伝統行事としての祝い方はありますが、家族のスタイルに合わせて柔軟に進めてOKです。
例えば、両家での食事会や記念写真、内祝いの準備なども家庭ごとに選べます。大切なのは、赤ちゃんやママ・家族の負担を無理なく配慮しながら、思い出に残るお祝いにすることです。
現代の生活スタイルにあわせて、各ご家庭で最善なスタイルを見つけてお祝いをすればいいでしょう


初節句の記念写真はどういった内容がいい?


初節句の記念写真では、兜飾りや鯉のぼり と一緒に撮影するのが人気です。
撮影時期は5月5日前後が良いですが、赤ちゃんの機嫌や体調を優先し、無理なく撮れる日を選ぶことが大切です。
また、衣装選びでは動きやすく快適なものを選び、スタジオ撮影なら伝統的な和装や小物も用意されています。
スタジオ選びでは、子どもの扱いに慣れたスタッフや撮影環境をチェックしましょう。

また、家族写真もおすすめで、祖父母を含めた集合写真は一生の思い出になります。
1歳前後の赤ちゃんの場合、寝転んだまま兜をかぶせたり、大きなこいのぼりの前で座らせたりすると、可愛らしい写真が撮れます。さらに、和装の衣装を着せることで、より特別感のある仕上がりになります。背景や小物も和風のものを選ぶと、節句の雰囲気をしっかり残せます。


初節句の記念撮影は写真スタジオで


端午の節句撮影

近年は、端午の節句に大々的なお祝いをすることも減ってきたようです。もちろんコロナの影響もあり、大人数での会食を控えることもあるでしょう。そんなとき、赤ちゃんの初節句にはご家族でちょっとしたお祝いをしてあげて、あとは記念写真に思い出を残すことがおすすめです。赤ちゃんにとって一度しかない、初節句。写真スタジオであれば、端午の節句らしい衣装や小物が用意されているところも多いです。今しか撮れない、勇ましくかわいらしい姿をぜひ記念写真に残しましょう。


スタジオ撮影時にあると良いもの


スタジオ撮影では、赤ちゃんがリラックスして笑顔を見せられる環境が大切です。お気に入りのおもちゃやちょっとしたお菓子 を持参しながら、衣装やポーズは自然体で撮れるものを選びましょう。また、スタジオ選びでは 料金・雰囲気・子ども対応の評判 を確認し、安心して撮影できる場所を選ぶことがポイントです。

月齢や性格に合わせた 安心できるおもちゃ・興味を引く小物 を持参するのがおすすめです。カラフルで音の出るおもちゃや、小さなお菓子は赤ちゃんの注意を引きつけ、自然な笑顔を引き出す助けになります。ただし、撮影の妨げにならないよう、大きすぎないものを選びましょう。また、撮影前には軽い休憩や授乳の時間を設け、赤ちゃんが落ち着いてから撮影することも大切です
また、飲み物や食べ物を持参してもいいスタジオなら持っていきましょう。飲み物は衣装を汚さないように、ストロー付きのマグなどが最適です。お菓子が食べられる月齢なら、おくちに入れてすぐになくなるような、ちいさめのお菓子を持っていくと、撮影中にお口にいれることもでき、「おいしい!」の笑顔も撮影できることもあります。

ご自宅に写真に残したい節句のアイテム(兜やこいのぼりなど)があれば持参し、一緒に写してもらいましょう。持参する際は、持ち込みが可能か事前に確認しましょう。


初節句|記念写真は写真スタジオ「スタジオキャラット」へぜひご相談ください


今の時代には、古くからの風習を重んじて端午の節句を行事としてとりおこなうご家庭は減ってきているようです。しかし赤ちゃんにとってのはじめての端午の節句は一生に一度のこと。大々的にお祝いすることはなくなりましたが、初節句の思い出は写真に残しておきましょう。初節句の記念写真は、ぜひ写真館のスタジオキャラットへご相談ください。


端午の節句撮影
スタジオキャラットの桃の節句/端午の節句メニューはこちら

まとめ


男の子の初節句は、端午の節句に合わせて赤ちゃんの健やかな成長を願う大切なお祝いです。五月人形や兜飾り、鯉のぼりを飾ることで「災いから守り、強く育ってほしい」という願いを形にできます。食事会では、柏餅やちまきなど節句ならではの縁起物を用意し、家族で囲む時間が思い出になります。赤ちゃんがまだ食べられない場合でも、雰囲気を楽しむだけで十分です。また、邪気払いの意味がある菖蒲湯に家族で入るのもおすすめで、リラックスしながら季節行事を感じられます。無理のない準備で、家族らしい初節句を迎えましょう。


再編集:2026年2月12日

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