成人式の着付け時間は?当日スケジュールと振袖相場を徹底解説
一生に一度の成人式。せっかくなら振袖姿で思い出に残したいですよね。
でも「着付けにどのくらい時間がかかるの?」「予約っていつすればいいの?」と不安になる人も多いはず。
この記事では、成人式の振袖着付けにかかる時間や当日のスケジュール、料金相場までわかりやすく解説します。準備の流れを知っておくと、当日も落ち着いて行動できて安心です。
目次
成人式の着付けにかかる時間は?
成人式当日は、着付けだけでなくヘアセットやメイクも必要です。目安時間は以下のとおりです。
• 振袖の着付け:約60分
• ヘアセット:約40分
• メイク:約30分
合計すると、約2時間〜2時間30分かかることが多いです。
内容 | 所要時間の目安 | ポイント |
---|---|---|
着付け | 約60分 | 帯結びや小物合わせにより多少変動り |
ヘアセット | 約40分 | アップスタイルやアレンジで時間差あり |
メイク | 約30分 | 和装に合うナチュラル+華やか仕上げ |
合計 | 約2時間10分前後 | 余裕を見て予約時間を設定するのが安心 |
着付け・ヘアセット・メイクの所要時間
振袖の着付けは、帯結びや小物の合わせ方によって時間が前後しますが、平均で60分程度かかります。特に帯結びは成人式らしい華やかな形に仕上げるため、通常の浴衣や訪問着よりも時間が必要です。
ヘアセットは約40分。髪の長さや希望するアレンジによって差があります。ロングヘアで編み込みや飾りを多く使う場合は少し長めに見ておくと安心です。
メイクは約30分。和装に合うように、アイラインやリップをやや強調して華やかに仕上げてもらう人が多いです。普段のメイクと違う仕上がりになるので、事前に「イメージ写真」を準備して伝えるのがおすすめです。
このように、トータルで2時間前後を想定し、さらに移動や写真撮影の時間を加味すると、最低でも式典の開始時間から逆算して3時間以上前には準備をスタートしておきたいところです。
当日のタイムスケジュール例
成人式当日は「式典開始時間」を基準に逆算して準備を進めるのがポイントです。
例えば、式典が10時開始の場合、以下のような流れがおすすめです。
時間 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
5:00 | 起床・朝食 | 軽めに食べて体調を整える。持ち物の確認 |
6:00 | 支度会場へ移動 | 遅れないよう余裕を持って出発 |
6:40 | メイク開始 | 参考画像を提示すると安心 |
7:10 | ヘアセット開始 | 髪飾りを忘れずに持参 |
7:50 | 着付け開始 | 約60分かかるため最重要 |
8:50 | 最終チェック | 写真撮影や小物調整 |
9:30 | 式典会場へ移動 | 会場までの所要時間を事前に確認 |
10:00 | 成人式開始 | 晴れ姿で参加! |
余裕をもったスケジュールを立てることで、慌てることなく式典に臨めます。特に移動時間は忘れがちなので、事前に会場までの所要時間を調べておきましょう。
成人式の着付け予約のポイント
成人式は全国的に同じ日に行われるため、美容室や着付け会場は大変混み合います。予約をスムーズに進めるには以下を意識しましょう。
• 振袖が決まったらすぐに予約を入れる
• 式典開始時刻から逆算して余裕を持った時間を確保
• 人気店は2年前から埋まることもあるので早めに行動
• 予約時に「ヘア・メイク込み」か「着付けのみ」かを確認
関連記事:「成人式の準備はいつからすべき?振袖レンタルや当日までの流れを解説!」
予約はいつから?最適な時期の目安
成人式の着付け予約は「振袖を決めたらすぐ」がベストです。というのも、全国で同じ日に式典が行われるため、早朝や午前中など人気の時間帯はあっという間に埋まってしまうからです。特に大手の振袖専門店や写真スタジオでは、2年以上前から予約がスタートしており、希望時間を確実に押さえたいなら「振袖選びと同時に予約」するのが安心です。
遅くとも成人式の半年前、できれば夏前までには予約を済ませるようにしましょう。
秋以降になると、空いている時間はかなりの早朝や式典直前の慌ただしい時間しか残っていないケースもあります。
また、成人式当日は移動や写真撮影の時間も必要です。
予約の段階で「着付けだけか」「ヘアーメイク込みか」も必ず確認し、自分のスケジュールに合ったプランを選ぶことが大切です。早めの行動が、当日に余裕を持って迎える最大のポイントです。
予約時間の決め方と注意点
予約時間は「成人式の式典開始時間から逆算」して考えるのが基本です。
例えば式典が10時開始の場合、着付けが完了していなければならないのは9時ごろ。そこから逆算すると、支度会場には7時頃には入店する必要があります。
また、着付け・ヘア・メイクで合計約2時間かかることを考えると、最低でも式典開始の2時間半〜3時間前から準備を始めるのが安心です。特に冬の成人式は、当日の天候や交通状況で移動が遅れる可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールが欠かせません。
さらに「写真撮影をするかどうか」も予約時間を決めるうえで大切なポイント。美容室の近くや式典会場で撮影を予定している場合、その時間も含めて逆算しましょう。
注意点として、早朝料金が発生することも多いため、料金の仕組みを事前に確認しておくことが大切です。準備の流れをイメージしながら予約時間を決めることで、当日を落ち着いて迎えられます。
振袖の着付け料金の相場は?
成人式の着付け料金は、依頼する場所やプラン内容によって大きく異なります。大体の目安は以下の通りです。
• 美容室:10,000〜20,000円前後
• ホテルや式場の提携サロン:15,000〜25,000円前後
• 出張サービス(自宅に来てもらう場合):15,000〜30,000円前後
• 振袖レンタルショップ:着付け込みのパック料金に含まれることが多い
• 写真スタジオ:10,000円~20,000円前後
料金をできるだけ抑えたい人は、振袖レンタル時に「着付け・ヘアセット込みプラン」を選ぶのがおすすめです。個別に依頼するよりも安くなるケースが多く、支度場所も同じなので移動の手間も省けます。
また、料金だけでなく「立地」「移動距離」「サポート内容」も比較ポイント。
多少高くても、当日に慌ただしくならず安心できる場所を選ぶのが大切です。
【場所別】料金相場一覧
成人式の着付けを依頼できる場所ごとに料金と特徴をまとめました。
場所 | 相場料金 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
美容室 | 10,000〜20,000円 | ヘアセットと同時に依頼できる / 身近で通いやすい | 予約が集中しやすい / 早朝料金がかかる場合あり |
ホテル・式場 | 15,000〜25,000円 | 式典会場と近いことが多く移動が楽 | 提携プランが中心で料金が高め |
出張サービス | 15,000〜30,000円 | 自宅で支度できるため移動不要 / 家族も安心して見守れる | 出張費込みで高くなることがある / スペース確保が必要 |
振袖専門店 | プランに含まれることが多い | レンタル〜支度まで一括対応 / 費用が抑えやすい | 大人数同時支度で待ち時間が出ることも |
写真スタジオ | 15,000〜25,000円 | レンタル〜支度まで一括対応 | 予約が集中しやすい / 早朝料金がかかる場合あり |
場所ごとにメリット・デメリットがあるので、自分のスケジュールや希望に合わせて選ぶことが大切です。
【プラン別】料金相場一覧
成人式の支度は、「着付けのみ」や「フルセット」など、依頼内容によって料金が変わります。成人式当日は普段よりも料金が高くなる傾向にあります。
代表的なプランごとの相場は以下の通りです。
プラン内容 | 相場料金 | 特徴 |
---|---|---|
着付けのみ | 10,000〜18,000円 | 振袖を持ち込み、自分でメイク・ヘアセットを用意する人向け |
着付け+ヘアセット | 15,000〜25,000円 | 振袖に合わせた髪型まで仕上げてもらえる人気プラン |
フルセット(着付け+ヘア+メイク) | 18,000〜30,000円 | 当日の支度をすべて任せられる安心プラン |
写真スタジオ支度のみ | 18,000〜25,000円 | 和装専門のスタッフによる丁寧な仕上がり |
早朝料金の目安:
• 6時台スタート → +2,000〜5,000円
• 5時台スタート → +5,000〜8,000円
<選び方のポイント>
• 「普段から自分でメイクをしている人」なら 着付け+ヘアセット プランでもOK。
• 「写真映えを意識したい」「プロに全部任せたい」なら フルセット が安心。
• コストを抑えたいなら 振袖レンタルショップのセットプラン を選ぶと、支度費込みでまとめて安くなる場合があります。
成人式の振袖はどこに依頼するのがいい?
成人式の振袖は、美容室や写真スタジオで支度する方法もありますが、「振袖レンタル+着付け込みプラン」を利用する人が年々増えています。費用が抑えられ、支度から撮影までワンストップでできるのが魅力です。
各事業者の特徴や料金比較については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「【タイプ別】振袖レンタル どこがいい?選び方のポイントとおすすめ店を解説」
当日の着付けをスムーズに済ませるための事前準備
成人式の朝はとても慌ただしく、忘れ物や時間の遅れが起こりがちです。安心して支度を進めるためには、前日までに必要な持ち物を揃え、イメージを固めておくことが大切です。
• なりたいヘア・メイクの参考画像を準備
• 振袖一式・和装小物のチェックリストを確認
• 当日は前開きの服で来店
• 十分な睡眠・食事で体調を整える
これらを意識しておくと、当日は落ち着いて着付けが進み、余裕を持って式典に参加できます。
なりたいイメージ画像の準備
成人式の着付けやヘア、メイクをスムーズに進めるためには、事前に「なりたい自分のイメージ」をしっかり持っておくことが大切です。口頭で「かわいらしい感じ」や「大人っぽく」と伝えても、人によって解釈が違うため仕上がりにズレが生じやすいのです。そこで役立つのが、参考になる画像の準備です。
たとえば、SNSや雑誌から「髪型」「メイク」「帯結び」の写真を保存しておきましょう。髪型なら「前髪あり・なし」「アップ・ハーフアップ」など、自分の顔立ちや髪の長さに近いスタイルを選ぶのがポイント。メイクは「アイシャドウの色合い」「リップの濃さ」など、具体的に伝えたい部分をチェックしておくと、美容師さんもイメージを共有しやすくなります。
また、複数の候補を用意して「この髪型にこのメイクがいい」と組み合わせて相談すると、より理想に近い仕上がりが実現できます。イメージ画像を準備することは、自分の理想を形にする第一歩。準備の段階で後悔のないように、しっかりリサーチしておきましょう。
関連記事:
「【2025年最新】成人式の髪型トレンドと定番ヘア!失敗しない振袖に合うヘアスタイル」
「【2025年最新】成人式のロング髪型特集!前髪あり・なしで印象が変わるスタイリング」
持ち物の事前確認リスト
成人式当日の着付けをスムーズにするには、必要な持ち物を前日までにしっかり確認しておくことが大切です。忘れ物があると着付けが進められず、時間のロスや余計な費用につながることもあります。以下のリストを参考にチェックしてみましょう。
振袖一式
• 振袖本体
• 袋帯(成人式用の華やかな帯)
• 長襦袢(半襟を縫い付けておく)
• 帯揚げ
• 帯締め
• 重ね襟
和装小物
• 肌襦袢・裾除け(ワンピースタイプも便利)
• 帯板(前用・後ろ用)
• 帯枕
• 腰ひも(4〜5本)
• 伊達締め(2本)
• コーリンベルト(1〜2本)
• 足袋(新品が望ましい)
• 草履・バッグ
その他必要なもの
• 髪飾り
• タオル(3〜5枚。補正用に使用)
• 和装用の着物クリップ
• メイク道具(直し用)
レンタル品と持参品を区別する方法
振袖レンタルを利用する場合、セットに含まれるものと自分で用意するものがあります。レンタルショップに「含まれる小物」と「持参が必要な小物」を必ず確認しましょう。
例えばタオルや肌襦袢、足袋は自分で準備することが多いです。
前日までに一式をまとめてバッグに入れておくと、当日慌てずに済みます。忘れ物チェックを家族にダブルチェックしてもらうのも安心です。
関連記事:「振り袖に必要なものリスト!着付け小物と写真準備ガイド」
前日の過ごし方と当日の服装
成人式の前日は、できるだけゆったりと過ごして体調を整えることが大切です。夜更かしをしてしまうと、当日むくみや化粧ノリの悪さにつながるため、早めに就寝しましょう。また、油っこい食事やお菓子を控え、栄養バランスの良い食事を心がけると、肌のコンディションが整います。
当日は朝が早く、慌ただしくなりやすいので、前夜に持ち物をバッグにまとめておくと安心です。さらに、当日の服装も重要なポイント。着付けの際は髪型を崩さないために、前開きのシャツやカーディガンで出かけましょう。かぶりタイプのトレーナーやニットを着て行くと、せっかくのヘアセットが崩れてしまいます。
また、防寒対策も忘れずに。羽織れる上着やひざ掛けを準備しておけば、会場までの移動中も快適です。前日の過ごし方と服装に気を配るだけで、当日の支度がスムーズになり、成人式を思い切り楽しめます。
要注意!成人式当日のよくあるトラブルと対処法
成人式当日は多くの人が同じ時間に支度をするため、次のような3大トラブルが起こりやすいです。
• 予約トラブル:人気店はすぐ埋まり、希望時間が取れない
• 時間トラブル:準備に想定以上の時間がかかり、式典に遅刻しそうになる
• 料金トラブル:早朝料金やオプション費用が追加され、予算を超えてしまう
これらを未然に防ぐには、早めの予約、余裕を持ったスケジュール設定、そして見積もり内容の事前確認が必須です。準備をしっかり行うことで、一生に一度の成人式を安心して迎えられます。
予約が取れない・希望の時間にできない
成人式当日の支度は、全国で同じ日に行われるため、特に人気店では予約が集中します。朝7〜9時といった「ゴールデンタイム」は、1年前から埋まってしまうケースも珍しくありません。希望の時間が取れず、早朝や式典直前の時間しか空いていない…という事態も実際によくあります。だからこそ、振袖を決めたらすぐに予約を入れる「早期行動」が何より重要です。
もし予約が取れなかった場合は、代替案を柔軟に探すことも大切です。たとえば、近隣の美容室や出張サービスを検討したり、振袖レンタルショップや写真スタジオの「支度枠」を活用する方法があります。
また、同じ地域でも店舗によって開始時間や料金設定が異なるので、複数候補を比較してみましょう。
人気店にこだわるのも良いですが、「自分にとって移動や費用を含めて負担が少ない場所」を見つけるのが成功のカギ。早めの予約と代替案の準備で、当日を安心して迎えられます。
着付けが間に合わない
成人式当日によくあるのが「時間が足りなくなり、着付けが間に合わない」というトラブルです。
原因として多いのは、準備にかかる所要時間を甘く見積もってしまうこと。振袖の着付けは帯結びや小物合わせが複雑で、平均60分以上かかります。さらにヘアセットやメイクも合わせると、合計2時間以上必要です。加えて美容室や会場での待ち時間が発生することもあり、予定通りに進まないケースもあります。
対策としては、式典開始の3時間前には支度をスタートすること。早めの時間に予約を入れておけば、多少押しても余裕をもって対応できます。
また、移動計画を立てておくことも非常に大切です。式典会場までの所要時間を事前に確認し、交通機関の遅れや渋滞も想定しておきましょう。タクシー予約や家族の送迎など、複数の移動手段を準備しておくと安心です。余裕を持ったスケジュール管理が、当日の遅刻を防ぐ一番の秘訣です。
追加料金などの金銭トラブル
成人式の支度で意外と多いのが「思ったより料金が高くなった」という金銭トラブルです。原因は、見積もり時に基本料金しか確認しておらず、当日になって追加料金が発生するケース。特に注意が必要なのは 早朝料金・髪飾りや小物のレンタル料・写真撮影のオプション費用 などです。
例えば「朝6時台からの着付けは+3,000円」「髪飾りレンタルで+2,000円」といった加算がよくあります。
対策としては、予約時に必ず 「総額いくらになるのか」 を確認すること。見積もりの内訳を紙やメールで残してもらうと安心です。また、必要のないオプションをカットしたり、髪飾りや小物を自分で用意すれば、費用を抑えることも可能です。
成人式は一生に一度の晴れ舞台。トラブルなく気持ちよく当日を迎えるためにも、料金については事前に細かくチェックしておきましょう。
成人式・振袖の写真撮影はスタジオキャラットへ
スタジオキャラットでは成人式記念撮影はもちろん、振袖レンタルも行っており、経験豊富なスタッフが多数在籍しており、着付けやヘアメイクも含め、大切な成人式をトータルでサポートいたします。成人式の振袖のレンタルや撮影をお考えの方は、お気軽にご相談、ご来店ください。
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まとめ
成人式の着付けは、準備の早さと余裕あるスケジュールが成功のカギです。
振袖が決まったらすぐに予約を入れ、当日は式典開始の3時間前から動けるように計画しておきましょう。料金や持ち物、トラブル対策まで事前に確認しておけば、慌てることなく自分らしい振袖姿で成人式を迎えられます。一生に一度の大切な日を、最高の思い出にしてください。