日本の伝統行事
2022-03-11
お宮参りは何をするの? 準備からマナーや記念撮影までの基礎知識
赤ちゃんが産まれてからはじめての外出をともなう行事がお宮参りです。
お宮参りとはよく聞きますが、いったいどこへ行ってどうすればいいのかわかりませんよね。
また守るべきマナーやしきたりはあるのでしょうか、そして記念撮影はどうすればいいのか、気なることがたくさんです。
こちらの記事では、お宮参りの基礎知識について紹介します。
■目次
赤ちゃんが無事に産まれたことを感謝し、これから健康に成長することをお願いする行事がお宮参りです。
赤ちゃんにとっては産まれてはじめての、外出をともなう行事になります。
お宮参りは、神社で祝詞をあげて祈祷をしてもらいます。
またわざわざ祈祷をお願いせずに、参列者全員で神社へお参りをするケースも増えているようです。
家族で話し合ってどのようなスタイルでおこなうのかを決めるといいでしょう。
お宮参りに行く神社は、どの神社でもかまいません。
古くからの風習としては、赤ちゃんが産まれた土地の産土神(うぶすながみ)の神社へお参りに行くともいわれています。しかし、今の人たちはそこまでこだわる人は少ないのではないでしょうか。
お参りに行きやすい近所の神社を選んだり、名の通った有名な神社を選んだりするのが一般的です。
それ以外にも古くからなじみがあったりご縁のある神社があれば、そこへお参りしてもいいでしょう。
いずれにしても赤ちゃんはまだ産まれたばかり、赤ちゃんのお母さんは出産したばかり。
体調も鑑みつつ、あまりにも遠方の神社へ行くことは現実的にむずかしいでしょう。
お宮参りへ行く日程には、古くからのいわれがあります。しかし現在は、それほど厳密に決められているわけではありません。
お宮参りへ行く日は、昔からのいわれとしては、男の子と女の子で少し異なります。
このような説があります。
しかし現実的に、これらの日取りにお宮へ出かけることはなかなか大変なこと。
ましてや今はコロナ禍、生後1ヵ月でお宮へ連れ出すのもはばかれる場合もありますよね。
上記の日取りにこだわらず、お母さんの体調もあわせて日程を考えるといいでしょう。
お宮参りにはいつまでに行かなければいけない、といった決まりはありません。
前述のとおり、生後1カ月ではまだ早いと思われる場合も。
そのためお食い初めをむかえる生後100日ころまでに行ければいい、くらいに考えておくといいでしょう。お母さんと赤ちゃんの体調を見ながら決めましょう。
お宮参りの日取りについては諸説あるものの、厳守しなければならないものでもありません。
家族の体調やスケジュールなどを考えつつ、都合のよい日取りにずらしても大丈夫です。
また季節も選びたいもの。たとえば真夏の炎天下におこなうお宮参りは、赤ちゃんにもお母さんにも負担となってしまいます。極寒の真冬も同じですよね。
そんなときには「春先になってから」「秋口になったら」などと、気候がよくなってから行くのもおすすめです。
写真スタジオなど屋内での記念撮影を生後1か月のタイミングで済ませておくのもおすすめです。
お宮参りの日取りを決める際に気になるのが、六曜です。六曜とは、大安・先勝・友引・赤口・先負・仏滅といわれるもの。
お宮参りにふさわしい日取りはいつを選べばいいのでしょうか。
お祝いごとだから「大安」に行かなければならないのか気になるところですね。でもそこまで大安にこだわることもありません。
おすすめの六曜は、以下のとおりです。
結婚式などのお祝い事は大安を選ぶ人も多いですが、お宮参りはそこまでこだわる必要もありません。
一般的に縁起がよいと言われているのが、大安・友引・先勝です。
そのため大安以外に、先勝や友引のお宮参りでも大丈夫。
もちろん縁起にこだわるのであれば大安が安心ですが、ただし神社が混雑する可能性もじゅうぶんに考えられます。
祈祷に長時間待たなければいけないなど、赤ちゃんやお母さんには負担になる場合も。
そのため、あえて大安を避ける人もいるようです。
近年は六曜にこだわらず、日取りを決める人も多いようです。しかしやはり、大切な赤ちゃんのお祝いごと。「仏滅は避けよう」と考える人が多いのも事実です。
それぞれの考え方次第ですが、家族で相談をして日取りを決めましょう。念のため、おじいちゃんやおばあちゃんへ確認すると安心ですね。
ここからは、お宮参りの服装について紹介していきましょう。
お宮参りといえば、赤ちゃんもお母さんも着物を着ている印象がありますよね。実際にはどうすればいいのでしょうか。
お宮参りの主役である赤ちゃんの正装は着物です。内着に白羽二重を着せて、その上から祝着(のしめ)と呼ばれる祝着を羽織るのが伝統的なスタイルになります。
女の子の場合には、はなやかな柄行きの友禅がよく用いられます。
柄としては、花車や御所車、桜や牡丹、毬や蝶などの、いかにもお祝いにふさわしい柄が一般的です。色あいは、赤やピンク地など女の子らしい色合いに人気があります。
男の子の場合は、熨斗目模様(のしめもよう)の男の子らしい柄いきに人気があります。
兜や武者、龍や鷹など、男の子らしく力強い柄ですね。
また色合いとしては、黒地や紺地、グレー地などが定番ですが、白やベージュ系なども最近は人気があります。
和装の正式な装いは、白羽二重の上に祝着ですが、近年はベビードレスを選択する方も多く見られます。
ベビードレスもとても華やかなので、とくに記念撮影をする場合にはおすすめです。ベビードレスの上から祝着をかけてあげます。
赤ちゃんのお母さんは、和装と洋装が考えられます。
赤ちゃんに和装の正装を選んだ場合には、お母さんも着物を着用するとバランスがよいでしょう。とはいえ産後の体で着物の着付けは大変です。
実際にお宮参りへ行く日は洋装ででかけ、記念撮影の日は和装を選ぶ方も多いようですね。
お母さんの服装は以下のとおりです。
洋装の場合も、フォーマルな装いを意識するといいでしょう。
いっぽう赤ちゃんのお父さんは、スーツを着るといいでしょう。
赤ちゃんやお母さんが着物で正装をする場合には、バランスを考えて、お父さんも礼服いわゆるブラックフォーマルスーツを着用することをおすすめします。
赤ちゃんがベビードレス、お母さんが洋装の場合には、ダークスーツの装いがいいでしょう。
いずれにしても、家族で格を合わせることが大切です。
赤ちゃんの祖父母の装いは、赤ちゃん家族に合わせます。
赤ちゃんとお母さんが和装の場合には、おばあちゃんも和装、男性陣はブラックフォーマルだとバランスがとれます。
家族で話し合って、みんなでラフに、という選択ももちろん可能です。
しかしあまりにも全員がラフすぎるのは考えもの。
お祝い事なので、きちんと感は出したいものです。
いずれにしても、全員の服装のトーンが、あまりにもちぐはぐにならない方がいいですね。
事前に相談をして、全員の服装をあわせた方がいいでしょう。
ここからはお宮参りのマナーやしきたりについて紹介します。
お宮参りは家族でお宮へお参りする行事、それほど厳密なマナーやしきたりはありません。
家族や地域によっては、それぞれの風習がある場合も。祖父母に聞くなどして、家や地域の風習にならうのもいいですね。
ここではごく一般的なマナーやしきたりを紹介します。
神社で祝詞をあげてもらい、祈祷をお願いする場合には祈祷料が必要になります。
納める先が神社になりますので、次のような表書きののし袋に、お金を包みます。
金額は、5千円~1万円程度が妥当でしょう。
神社によっては金額が決められているところもあるでしょうから、その場合には決められた金額を包みます。
また祈祷をお願いする場合には、事前に予約の必要な場合があります。神社へ確認しておきましょう。
いざ神社へ行ってみたら、予約がなくて祈祷が受けられなかったり、長時間待たされたりといったことにもなりかねません。
お宮参りは、祈祷をお願いせずにお参りだけでも大丈夫です。
その場合には通常神社へお参りをするように、賽銭箱へお賽銭を投げいれてお参りをします。
お参りの仕方は次のとおりです。
二礼:2回おじぎをする
二拍手:2回手を打つ
一礼:1回おじぎをする
一般的には、お宮参りの際赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母といわれています。
おばあちゃんがお元気なら、ぜひ抱っこしてもらいましょう。
またおばあちゃんが「自信がない」といった理由などから、辞退される場合もあります。
そのときには、お母さんが抱っこする場合が多いようです。
いずれにしても、お母さんの体調や抱っこする人の体力などを見て、決めるといいでしょう。
お宮参りに行く時間についてもきまりはありません。
しかしお祝い事は午前中がいいといった風習もかなり一般的です。「やはりお祝い事は午前中に」と思う場合には、午前中に行きましょう。
お宮参りの所要時間は、以下のとおりです。
人気の神社などは、祈祷をお願いすると長時間待つ場合もあります。
事前にどれくらいの時間がかかるのかを、神社や近所の人へ確認しておくと安心ですね。
お宮参りにはそれほど厳格なマナーやしきたりはありません。
しかしながら赤ちゃんにとってはじめてとなるお宮へのお参りです。訪れる場所も神社となります。
次のような、あまりにもカジュアルな装いやラフすぎる格好はおすすめではありません。
・ジーパン
・Tシャツ
・キャミソールワンピース
・短すぎるミニスカート
・つっかけサンダル
神聖な場所である神様へお参りに行くのですから、無理をする必要はありませんが、きちんと感のあるフォーマルな装いで出かけましょう。
お宮参りに必要なものをリストにあげてみます。ぜひ参考にしてみてください。
〈必要なもの〉
初穂料・玉串料(現金・のし袋)・ おむつ替えセット一式(おむつ・おしりふきシート・おむつ替えシートなど)・ミルクセット一式(粉ミルク、哺乳瓶、熱湯、白湯)・タオル・ガーゼ・おくるみ・ベビーカー
お宮参りの準備に関するスケジュールを紹介します。
1. 日程を決める
2. 神社を決める
3. 祈祷の予約をする(祈祷をお願いする場合)
4. 会食をする場合には食事の予約をする:外食か仕出しか
5. 写真スタジオを予約し、記念写真を撮る
写真スタジオでの記念撮影は、お宮参りと別日に設定すると、お母さんにも赤ちゃんにも負担がかからないためおすすめです。
赤ちゃんにとって産まれてはじめてのお宮参り。しかも一生に一度のお宮参りです。
どのような形でお宮参りをするのかは、今の時代は人それぞれ。家族にあったお宮参りをすればいいでしょう。
どんな形であれ、ぜひとも残しておきたいのが記念写真です。
今はコロナ禍となり、お宮へのお参りも躊躇する方もいますよね。そんなときでも、記念撮影だけはしておきましょう。今の瞬間は今しか残せません。
赤ちゃんが大きくなったときに、素敵な思い出になりますよ。
記念撮影は天気や気候に左右されない、写真スタジオへお願いするのが安心です。
プロの撮影は、ご自宅でのスマホの写真とは段違い。
また赤ちゃんのお宮参り用の衣装を貸してくれる写真スタジオもあるので、衣装の調達を心配する必要もありません。
お宮参りは古くからある日本の風習です。
しかし厳密な決まりはありませんので、それぞれの家族でもっともよい方法をとるのがいいでしょう。大切なことは、赤ちゃんのすこやかな成長を皆でお祈りすることです。
どのような形であれ、今しかない瞬間を記念写真で思い出に残しましょう。
お宮参りの記念撮影は、写真スタジオのスタジオキャラットまでご相談ください。
スタジオ撮影していただいた方はお参り用の祝い着が1日無料でレンタルが可能です。
お宮参り時の神社などでの撮影もおすすめ。出張撮影サービスを利用してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんのおでかけということでパパやママも手一杯。記念撮影は忘れがちに。お姉ちゃん、お兄ちゃんなどご兄姉がいれば尚更です。
そこで、スタジオキャラット出張撮影ではお宮参りの出張撮影も承っています。
お宮参りとはよく聞きますが、いったいどこへ行ってどうすればいいのかわかりませんよね。
また守るべきマナーやしきたりはあるのでしょうか、そして記念撮影はどうすればいいのか、気なることがたくさんです。
こちらの記事では、お宮参りの基礎知識について紹介します。
■目次
- お宮参りとは
- お宮参りへはいつ行けばいいの?
- お宮参りには大安がいいの?お宮参りにふさわしい六曜とは
- お宮参りの服装
- お宮参りのマナーやしきたり
- お宮参りに必要なものリスト
- お宮参りの準備|スケジュールリスト
- お宮参りの記念に|記念撮影
目次
お宮参りとは
赤ちゃんが無事に産まれたことを感謝し、これから健康に成長することをお願いする行事がお宮参りです。
赤ちゃんにとっては産まれてはじめての、外出をともなう行事になります。
何をするの?
お宮参りは、神社で祝詞をあげて祈祷をしてもらいます。
またわざわざ祈祷をお願いせずに、参列者全員で神社へお参りをするケースも増えているようです。
家族で話し合ってどのようなスタイルでおこなうのかを決めるといいでしょう。
どの神社に行けばいいの?
お宮参りに行く神社は、どの神社でもかまいません。
古くからの風習としては、赤ちゃんが産まれた土地の産土神(うぶすながみ)の神社へお参りに行くともいわれています。しかし、今の人たちはそこまでこだわる人は少ないのではないでしょうか。
お参りに行きやすい近所の神社を選んだり、名の通った有名な神社を選んだりするのが一般的です。
それ以外にも古くからなじみがあったりご縁のある神社があれば、そこへお参りしてもいいでしょう。
いずれにしても赤ちゃんはまだ産まれたばかり、赤ちゃんのお母さんは出産したばかり。
体調も鑑みつつ、あまりにも遠方の神社へ行くことは現実的にむずかしいでしょう。
お宮参りへはいつ行けばいいの?
お宮参りへ行く日程には、古くからのいわれがあります。しかし現在は、それほど厳密に決められているわけではありません。
男の子と女の子で違う?お宮参りの日取り
お宮参りへ行く日は、昔からのいわれとしては、男の子と女の子で少し異なります。
- 男の子の場合:生後31日~32日
- 女の子の場合:生後32日~33日
このような説があります。
しかし現実的に、これらの日取りにお宮へ出かけることはなかなか大変なこと。
ましてや今はコロナ禍、生後1ヵ月でお宮へ連れ出すのもはばかれる場合もありますよね。
上記の日取りにこだわらず、お母さんの体調もあわせて日程を考えるといいでしょう。
いつまでに行くべき?
お宮参りにはいつまでに行かなければいけない、といった決まりはありません。
前述のとおり、生後1カ月ではまだ早いと思われる場合も。
そのためお食い初めをむかえる生後100日ころまでに行ければいい、くらいに考えておくといいでしょう。お母さんと赤ちゃんの体調を見ながら決めましょう。
真夏や真冬の日取りはずらしてもいいの?
お宮参りの日取りについては諸説あるものの、厳守しなければならないものでもありません。
家族の体調やスケジュールなどを考えつつ、都合のよい日取りにずらしても大丈夫です。
また季節も選びたいもの。たとえば真夏の炎天下におこなうお宮参りは、赤ちゃんにもお母さんにも負担となってしまいます。極寒の真冬も同じですよね。
そんなときには「春先になってから」「秋口になったら」などと、気候がよくなってから行くのもおすすめです。
写真スタジオなど屋内での記念撮影を生後1か月のタイミングで済ませておくのもおすすめです。
お宮参りには大安がいいの? お宮参りにふさわしい六曜とは
お宮参りの日取りを決める際に気になるのが、六曜です。六曜とは、大安・先勝・友引・赤口・先負・仏滅といわれるもの。
お宮参りにふさわしい日取りはいつを選べばいいのでしょうか。
お宮参りにおすすめの六曜|大安・先勝・友引
お祝いごとだから「大安」に行かなければならないのか気になるところですね。でもそこまで大安にこだわることもありません。
おすすめの六曜は、以下のとおりです。
- 大安
- 友引
- 先勝
結婚式などのお祝い事は大安を選ぶ人も多いですが、お宮参りはそこまでこだわる必要もありません。
一般的に縁起がよいと言われているのが、大安・友引・先勝です。
そのため大安以外に、先勝や友引のお宮参りでも大丈夫。
もちろん縁起にこだわるのであれば大安が安心ですが、ただし神社が混雑する可能性もじゅうぶんに考えられます。
祈祷に長時間待たなければいけないなど、赤ちゃんやお母さんには負担になる場合も。
そのため、あえて大安を避ける人もいるようです。
赤口・先負・仏滅のお宮参りはダメなの?
近年は六曜にこだわらず、日取りを決める人も多いようです。しかしやはり、大切な赤ちゃんのお祝いごと。「仏滅は避けよう」と考える人が多いのも事実です。
それぞれの考え方次第ですが、家族で相談をして日取りを決めましょう。念のため、おじいちゃんやおばあちゃんへ確認すると安心ですね。
お宮参りの服装
ここからは、お宮参りの服装について紹介していきましょう。
お宮参りといえば、赤ちゃんもお母さんも着物を着ている印象がありますよね。実際にはどうすればいいのでしょうか。
お宮参りの主役である赤ちゃんの正装は着物です。内着に白羽二重を着せて、その上から祝着(のしめ)と呼ばれる祝着を羽織るのが伝統的なスタイルになります。
お宮参りの服装【女の赤ちゃん】
女の子の場合には、はなやかな柄行きの友禅がよく用いられます。
柄としては、花車や御所車、桜や牡丹、毬や蝶などの、いかにもお祝いにふさわしい柄が一般的です。色あいは、赤やピンク地など女の子らしい色合いに人気があります。
お宮参りの服装【男の赤ちゃん】
男の子の場合は、熨斗目模様(のしめもよう)の男の子らしい柄いきに人気があります。
兜や武者、龍や鷹など、男の子らしく力強い柄ですね。
また色合いとしては、黒地や紺地、グレー地などが定番ですが、白やベージュ系なども最近は人気があります。
白羽二重の代わりにベビードレス+祝着でもOK
和装の正式な装いは、白羽二重の上に祝着ですが、近年はベビードレスを選択する方も多く見られます。
ベビードレスもとても華やかなので、とくに記念撮影をする場合にはおすすめです。ベビードレスの上から祝着をかけてあげます。
赤ちゃんの両親【お母さん】
赤ちゃんのお母さんは、和装と洋装が考えられます。
赤ちゃんに和装の正装を選んだ場合には、お母さんも着物を着用するとバランスがよいでしょう。とはいえ産後の体で着物の着付けは大変です。
実際にお宮参りへ行く日は洋装ででかけ、記念撮影の日は和装を選ぶ方も多いようですね。
お母さんの服装は以下のとおりです。
洋装の場合も、フォーマルな装いを意識するといいでしょう。
- 着物:付け下げ、色無地、訪問着など
- スーツ
- ワンピース
赤ちゃんの両親【お父さん】
いっぽう赤ちゃんのお父さんは、スーツを着るといいでしょう。
赤ちゃんやお母さんが着物で正装をする場合には、バランスを考えて、お父さんも礼服いわゆるブラックフォーマルスーツを着用することをおすすめします。
赤ちゃんがベビードレス、お母さんが洋装の場合には、ダークスーツの装いがいいでしょう。
いずれにしても、家族で格を合わせることが大切です。
- ブラックフォーマルスーツ
- ダークスーツ
赤ちゃんの【祖父母】
赤ちゃんの祖父母の装いは、赤ちゃん家族に合わせます。
赤ちゃんとお母さんが和装の場合には、おばあちゃんも和装、男性陣はブラックフォーマルだとバランスがとれます。
家族で話し合って、みんなでラフに、という選択ももちろん可能です。
しかしあまりにも全員がラフすぎるのは考えもの。
お祝い事なので、きちんと感は出したいものです。
いずれにしても、全員の服装のトーンが、あまりにもちぐはぐにならない方がいいですね。
事前に相談をして、全員の服装をあわせた方がいいでしょう。
お宮参りのマナーやしきたり
ここからはお宮参りのマナーやしきたりについて紹介します。
お宮参りは家族でお宮へお参りする行事、それほど厳密なマナーやしきたりはありません。
家族や地域によっては、それぞれの風習がある場合も。祖父母に聞くなどして、家や地域の風習にならうのもいいですね。
ここではごく一般的なマナーやしきたりを紹介します。
神社へ初穂料や玉串料を納める
神社で祝詞をあげてもらい、祈祷をお願いする場合には祈祷料が必要になります。
納める先が神社になりますので、次のような表書きののし袋に、お金を包みます。
- 御初穂料
- 御玉串料
金額は、5千円~1万円程度が妥当でしょう。
神社によっては金額が決められているところもあるでしょうから、その場合には決められた金額を包みます。
また祈祷をお願いする場合には、事前に予約の必要な場合があります。神社へ確認しておきましょう。
いざ神社へ行ってみたら、予約がなくて祈祷が受けられなかったり、長時間待たされたりといったことにもなりかねません。
お宮参りは参拝だけでも大丈夫?
お宮参りは、祈祷をお願いせずにお参りだけでも大丈夫です。
その場合には通常神社へお参りをするように、賽銭箱へお賽銭を投げいれてお参りをします。
お参りの仕方は次のとおりです。
赤ちゃんは誰が抱っこするの?
一般的には、お宮参りの際赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母といわれています。
おばあちゃんがお元気なら、ぜひ抱っこしてもらいましょう。
またおばあちゃんが「自信がない」といった理由などから、辞退される場合もあります。
そのときには、お母さんが抱っこする場合が多いようです。
いずれにしても、お母さんの体調や抱っこする人の体力などを見て、決めるといいでしょう。
時間帯は午前中に行くべき?
お宮参りに行く時間についてもきまりはありません。
しかしお祝い事は午前中がいいといった風習もかなり一般的です。「やはりお祝い事は午前中に」と思う場合には、午前中に行きましょう。
お宮参りの所要時間は、以下のとおりです。
- 参拝のみ:30分程度
- 祈祷:1時間程度
人気の神社などは、祈祷をお願いすると長時間待つ場合もあります。
事前にどれくらいの時間がかかるのかを、神社や近所の人へ確認しておくと安心ですね。
カジュアルすぎやラフすぎはNG
お宮参りにはそれほど厳格なマナーやしきたりはありません。
しかしながら赤ちゃんにとってはじめてとなるお宮へのお参りです。訪れる場所も神社となります。
次のような、あまりにもカジュアルな装いやラフすぎる格好はおすすめではありません。
・ジーパン
・Tシャツ
・キャミソールワンピース
・短すぎるミニスカート
・つっかけサンダル
神聖な場所である神様へお参りに行くのですから、無理をする必要はありませんが、きちんと感のあるフォーマルな装いで出かけましょう。
お宮参りに必要なものリスト
お宮参りに必要なものをリストにあげてみます。ぜひ参考にしてみてください。
〈必要なもの〉
初穂料・玉串料(現金・のし袋)・ おむつ替えセット一式(おむつ・おしりふきシート・おむつ替えシートなど)・ミルクセット一式(粉ミルク、哺乳瓶、熱湯、白湯)・タオル・ガーゼ・おくるみ・ベビーカー
お宮参りの準備|スケジュールリスト
お宮参りの準備に関するスケジュールを紹介します。
1. 日程を決める
2. 神社を決める
3. 祈祷の予約をする(祈祷をお願いする場合)
4. 会食をする場合には食事の予約をする:外食か仕出しか
5. 写真スタジオを予約し、記念写真を撮る
写真スタジオでの記念撮影は、お宮参りと別日に設定すると、お母さんにも赤ちゃんにも負担がかからないためおすすめです。
お宮参りの記念に|記念撮影
赤ちゃんにとって産まれてはじめてのお宮参り。しかも一生に一度のお宮参りです。
どのような形でお宮参りをするのかは、今の時代は人それぞれ。家族にあったお宮参りをすればいいでしょう。
どんな形であれ、ぜひとも残しておきたいのが記念写真です。
今はコロナ禍となり、お宮へのお参りも躊躇する方もいますよね。そんなときでも、記念撮影だけはしておきましょう。今の瞬間は今しか残せません。
赤ちゃんが大きくなったときに、素敵な思い出になりますよ。
記念撮影は天気や気候に左右されない、写真スタジオへお願いするのが安心です。
プロの撮影は、ご自宅でのスマホの写真とは段違い。
また赤ちゃんのお宮参り用の衣装を貸してくれる写真スタジオもあるので、衣装の調達を心配する必要もありません。
お宮参りは赤ちゃんや家族のお祝い|ぜひ記念写真で思い出に残しましょう
お宮参りは古くからある日本の風習です。
しかし厳密な決まりはありませんので、それぞれの家族でもっともよい方法をとるのがいいでしょう。大切なことは、赤ちゃんのすこやかな成長を皆でお祈りすることです。
どのような形であれ、今しかない瞬間を記念写真で思い出に残しましょう。
お宮参りの記念撮影は、写真スタジオのスタジオキャラットまでご相談ください。
スタジオ撮影していただいた方はお参り用の祝い着が1日無料でレンタルが可能です。
お参り時の神社での出張撮影もおすすめ
お宮参り時の神社などでの撮影もおすすめ。出張撮影サービスを利用してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんのおでかけということでパパやママも手一杯。記念撮影は忘れがちに。お姉ちゃん、お兄ちゃんなどご兄姉がいれば尚更です。
そこで、スタジオキャラット出張撮影ではお宮参りの出張撮影も承っています。