お宮参りはいつ行く?時期をずらす注意点と日程計算方法を解説

お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝う日本の伝統行事です。初めての育児で忙しい日々の中、いつ行うのが適切か迷われる方も多いのではないでしょうか。本記事では、お宮参りを行う時期や日程の決め方、注意すべきポイントについて詳しく解説します。さらに、縁起の良い日や地域のしきたりなど、知っておきたい情報も盛り込んでいます。赤ちゃんの健やかな成長を祈る特別な一日を、素晴らしい思い出にするためにお役立てください。
そもそもお宮参りとは?
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、神社に参拝する行事です。産土神(うぶすながみ)と呼ばれる土地の守護神に感謝と祈願を捧げる日本の伝統文化として古くから親しまれています。撮影を兼ねたお宮参りも増え、記念写真を残す家庭が多いのが特徴です。
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お宮参りは赤ちゃんの生後30日前後のお祝いのこと
お宮参りは一般的に赤ちゃんが生まれてから30日前後に行われます。このタイミングは、母子の体調が整いやすい時期とされているためです。ただし、必ずしも厳密にこの期間に行う必要はなく、体調や家族の都合を考慮して日程を調整する家庭も多く見られます。日程を選ぶ際には、地域の習慣や神社の都合を確認することも重要です。
また、生後30日前後が基本とされる一方で、真夏や真冬など気温が厳しい季節は避ける家庭も少なくありません。母子の体調回復に十分な時間を確保するため、無理のない時期にずらすことも大切です。さらに、百日祝い(お食い初め)など他の行事と合わせて行うことで負担を減らせる場合もあります。赤ちゃんの成長や生活リズムに合わせて、柔軟に調整しましょう。
“産土神”にお参りするのが一般的
お宮参りの目的地として選ばれることが多い「産土神(うぶすながみ)」とは、その土地を守り、赤ちゃんが生まれ育つ環境を見守る神様を指します。具体的には、赤ちゃんが住む地域にある神社の主祭神がこれにあたります。産土神にお参りすることで、赤ちゃんがその土地で無事に成長し、健やかな一生を過ごせるよう祈願します。参拝の際には、初穂料を納めたり、祝詞(のりと)をあげてもらったりすることが一般的です。近年では、地元の産土神社が不明な場合や交通の便が悪い場合に、総鎮守や有名な神社を代わりに選ぶ家庭も増えています。産土神社がわからない場合は、近隣の大きな神社を訪れるのも良いでしょう。予約が必要な場合もあるので早めに確認しておくことをおすすめします。
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しきたりは地域やご家族によって異なる
お宮参りのしきたりや形式は、地域や家庭ごとに異なる場合があります。たとえば、赤ちゃんが着用する祝い着を用意する人や、参拝に同行するメンバーの構成、生後100日頃に行う地域など、細かい点で違いが生じることがあります。地域特有の習慣を尊重しつつ、ご家族で相談して決めるのがおすすめです。
具体的には、地域によっては生後30日前後で行う場合もあれば、生後100日前後に行う風習もあります。また祝い着は「母方の祖母が用意する」とされることもありますが、最近では両親が準備する家庭も増えています。同行者も両家祖父母がそろうケースや、核家族のみで参拝するケースなどさまざまです。初穂料についても神社によって差があり、5,000円〜10,000円程度が目安とされることが多いため、事前に確認しておくと安心です。
お宮参りの基本知識:時期・服装・マナー
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お宮参りはいつ行く?大安以外の縁起が良い日
お宮参りの日取りを決める際には、縁起の良い日を選ぶのも一つの方法です。大安はよく知られていますが、それ以外にも吉日とされる日があります。
ただし、吉日はあくまでも参考のひとつであり、赤ちゃんやママの体調を優先することが最も大切です。天候や気温、授乳や睡眠リズムも考慮し、無理のない日程を選びましょう。
一粒万倍日
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」は、たった一粒の種が万倍にも実るとされる吉日です。この日は、新しい物事をスタートさせるのに最適とされています。お宮参りにこの日を選ぶと、赤ちゃんの健やかな成長や幸せが「万倍」に広がるよう祈願できます。特に赤ちゃんの成長を祈る場面では、一粒万倍日の意味合いが深まります。大安と重なる日は特に人気が高まり、混雑する可能性があるので早めの計画をおすすめします。
一粒万倍日は「成長」や「発展」を象徴するため、赤ちゃんの未来が豊かに広がる願いを込めやすいのがメリットです。天赦日など他の強い吉日と重なるとさらに縁起が良いとされますが、その分参拝客が増える点には注意が必要です。季節によっては暑さ寒さが負担になるため、吉日でも無理せず、赤ちゃんの体調を最優先にしましょう。
天赦日
天赦日(てんしゃにち)は、年に数回しかない非常に貴重な吉日です。この日は「すべての神様が天に昇り、人間の罪を赦す」と信じられており、何事にも良い日とされています。宮参りに天赦日を選ぶことで、赤ちゃんの人生が順調で幸せなものになるよう願いを込めることができます。この日は年に数回しか訪れないため、事前にカレンダーで確認し、スケジュールを調整することが大切です。
また天赦日は、一粒万倍日や大安と重なると「最強の開運日」と言われることもあり、より縁起を担ぎたい方に人気です。その一方で、神社が混雑しやすく祈祷待ち時間が長くなる場合もあります。希望する神社によっては予約制のこともあるため、早めに問い合わせておくと安心です。
鬼宿日
鬼宿日(きしゅくにち)は、鬼が外出を控え、家にこもる日とされ、邪気がないと信じられている日です。結婚式や祝い事に最適な日として知られ、お宮参りにも良い選択肢となります。ただし、この日は葬儀などには不向きとされるため、注意が必要です。
鬼宿日は「鬼が宿にとどまり、人に災いをもたらさない日」とされることから、厄除けや健康祈願と相性が良いと考えられています。大安ほど有名ではないため、比較的混雑しにくい点もメリットです。ただし六曜とは別の考え方なので、家族の中で気にする方がいる場合は事前に相談すると安心でしょう。吉日でも天候や体調を優先し、無理のない日程にすることが大切です。
重陽の節句
重陽(ちょうよう)の節句は、9月9日にあたる五節句の一つで、長寿や健康を願う日です。「菊の節句」とも呼ばれ、古来より不老長寿の願いを込めて菊を飾る風習がありました。この日にお宮参りを行うと、赤ちゃんの健やかな成長を祈る意味合いがより深まるでしょう。
9月9日は「健康」や「長寿」を願う意味が強いため、お宮参りの日に選ぶと縁起の良さを感じやすいでしょう。一方で、地域によってはまだ暑さが残る時期でもあり、赤ちゃんの負担になる可能性があります。また、土日と重なる年は混雑することもあるため注意が必要です。気候が落ち着く時期を選びつつ、体調を見て柔軟に判断しましょう。
甲子の日
甲子(きのえね)の日は十干十二支が一巡して再び「甲子」に戻る日で、60日に1度の周期でやってきます。物事の始まりに縁起が良いとされます。歴史的には吉事の計画や新しい取り組みの始まりに選ばれてきました。お宮参りの日として甲子の日を選ぶと、赤ちゃんの人生が力強いスタートを切れるよう願いを込められます。
甲子の日は60日に1度巡ってくるため、一般的な暦や神社の行事カレンダー、六曜カレンダーなどで確認できます。「甲子 2025」などで検索して調べる方法もわかりやすいでしょう。また大安や一粒万倍日と重なると、より縁起が良いとされることもあります。甲子の日をお宮参りに選ぶことで、「これからの人生が順調に始まり、努力が実を結ぶように」という前向きな意味を込められるのも魅力です。
お宮参りの日程の決め方
お宮参りの日程を決める際には、赤ちゃんとママの体調を最優先に考えることが最も大切です。体調に問題がない場合は、家族全員の都合や地域の習慣なども踏まえて日程を決めるとスムーズです。
具体的には、出産日を基準に「生後30日頃(約1か月後)」を目安として、カレンダー上で候補日を出す方法がわかりやすいでしょう。例えば出産日が4月1日なら、5月1日前後が目安となります。さらに土日祝や吉日、神社の受付日を照らし合わせて調整すると安心です。準備には時間がかかるため、遅くとも参拝予定日の2〜3週間前には神社や写真館の予約を進めておくとスムーズです。
赤ちゃんとママの体調を最優先する
大前提として、お宮参りの日程を決める際は何よりも赤ちゃんとママの体調を最優先しましょう。出産後のママの体力回復には個人差があり、無理をすると負担が大きくなります。赤ちゃんも免疫力が弱いため、天候や気温が適切な日を選ぶことが重要です。また、長時間の外出を避けるため、参拝や撮影のスケジュールをコンパクトにまとめる工夫も大切です。
準備は生後2〜3週間頃から少しずつ始めると安心です。神社の祈祷予約、祝い着やベビードレスの手配、写真館の予約などは早めに進めておくと、直前に焦らずに済みます。特に真夏・真冬は負担が大きいため、季節が落ち着く時期にずらすのも選択肢です。もし体調不良になった場合は「延期しても問題ない行事」と考え、赤ちゃんとママの安全を最優先にしましょう。
ご家族が集まれる日を選ぶ
お宮参りは赤ちゃんだけでなく、家族全員にとっての特別なイベントです。遠方に住む祖父母や親族も参加する場合、全員のスケジュールを早めに調整する必要があります。週末や祝日はもちろん、親族が集まりやすい日を選ぶことで、家族の絆を深める機会にもなります。参加者が多い場合は、参拝後の食事会や写真撮影の計画も立てておくとスムーズです。
遠方の親族がいる場合は、候補日を2〜3日ほど提示し、早めに予定を押さえてもらうのがコツです。週末は集まりやすい反面、神社や写真館が混雑しやすい傾向があります。一方で平日は比較的空いているため、赤ちゃんの負担を減らしやすいメリットがあります。参加者の都合と混雑状況を見ながら、無理のない日程を選びましょう。
地域の習慣を確認する
お宮参りの日程を決める際は、地域特有の風習を確認することが大切です。地域によっては、生後30日ではなく100日頃に行う習慣がある場合もあります。また、特定の神社でお参りする決まりがある地域も少なくありません。地元の神社に問い合わせたり、家族や近隣の方々に相談したりして、伝統や慣習に従った日程を決めると安心です。地域の習慣を尊重することで、地元のコミュニティとのつながりを深めることもできます。
百日祝い(お食い初め)と合わせるメリットと時期の目安
お宮参りと百日祝い(お食い初め)を一緒に行う家庭が増えています。
百日祝い(お食い初め)は、生後100日頃に「一生食べ物に困らないように」と願いを込めて行う儀式で、お祝い膳を用意してお祝いします。食事は実際に赤ちゃんが食べるのではなく、食べる真似をする伝統行事です。
一度にお祝いする場合は百日祝いのタイミングに合わせて行います。
お祝いのタイミングを一度に合わせると赤ちゃんやママの負担も少なくなり、親族が集まりやすく、準備や移動の負担も減らせるのがメリットです。
生後30日前後の記念が残せないのがデメリットではありますが、赤ちゃんやママの体調が最優先なので、無理せず行えるタイミングで行うようにしましょう。
特に生後100日頃になると、赤ちゃんの生活リズムが少し整いやすく、外出の負担が軽減されることがあります。また、真夏・真冬を避けやすい時期に調整できれば、気温による負担も減らせます。
親族も「百日祝い」という区切りがあることで集まりやすく、会食や記念撮影も同日にまとめやすい点が魅力です。写真館でお食い初め風の撮影プランを利用できる場合もあり、思い出作りとしても満足度が高まります。
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上の子の七五三に合わせるのもおすすめ
同じ年に上の子が七五三を迎える場合、お宮参りと同日に行うのも効率的です。一度の参拝で家族全員が集まり、移動や準備の手間を省くことができます。また、きょうだいの成長を同時に祝えるため、特別な思い出作りにつながります。写真撮影も一緒に行えば、統一感のあるアルバムを作成できるのもメリットです。
七五三と同日に行えば、神社参拝や会食の予定を一度でまとめられ、家族全体の負担を減らせます。写真撮影もきょうだい一緒に撮れるため、スタジオ予約や衣装準備が効率化しやすい点も魅力です。上の子の晴れ姿と赤ちゃんの祝い着姿を同時に残せるため、成長を一度に祝える喜びも大きくなります。赤ちゃんの負担を考え、移動時間を短くする工夫も大切です。

お宮参りにいつ行くか決める際の注意点
日程を決める際には、事前の確認やご家族への配慮が必要です。以下の注意点を押さえておきましょう。
日程は事前にご家族に確認する
お宮参りの日程は、参加予定の家族に事前に確認することが大切です。特に祖父母や遠方からの親族の都合を聞きながら日程を調整することで、トラブルを未然に防ぐことができます。具体的な候補日をいくつか提示して、全員の予定が合う日を選ぶとスムーズです。連絡が遅れると調整が難しくなるため、早めの計画を心掛けましょう。
混雑状況を予想しながら計画する
大安や祝日など、縁起の良い日や休日は神社が混雑しやすくなります。特に人気のある神社では、予約が必要な場合もありますので、事前に問い合わせて混雑状況を確認しましょう。可能であれば平日を選ぶことで、ゆったりと参拝ができ、赤ちゃんや家族の負担を軽減できます。余裕を持った計画で快適な一日を過ごしましょう。
真冬や真夏に行う場合は対策を徹底する
暑さや寒さが厳しい季節に行う場合は、赤ちゃんの体調を守るために防寒具や日除けアイテムを用意し、赤ちゃんが快適に過ごせるように工夫しましょう。また、参拝の待ち時間が長くなる場合には、休憩場所を確保することも大切です。
暑さや寒さが厳しい季節に行う場合は、赤ちゃんの体調を守るために防寒具や日除けアイテムを用意し、赤ちゃんが快適に過ごせるように工夫しましょう。また、参拝の待ち時間が長くなる場合には、休憩場所を確保することも大切です。
特に真夏や真冬は赤ちゃんの体温調節が難しく、短時間の外出でも負担になりやすい季節です。そのため、無理に生後30日前後にこだわらず、気候の良い時期にずらすことで快適に参拝できるメリットがあります。例えば春や秋など過ごしやすい季節に調整すれば、赤ちゃんだけでなくママや同行者も安心して過ごせます。体調面のリスクを減らすためにも、時期をずらす選択肢を持っておきましょう。
関連記事:「お宮参りの段取りと持ち物は?スタジオ撮影時の準備物あわせて解説」
記念撮影は先に済ませる
神社での参拝後に撮影するよりも、事前にスタジオで撮影する方が赤ちゃんや家族が疲れずに済みます。参拝日に撮影をする場合は、参拝時間や移動時間を逆算して考え、余裕をもったスケジュールで撮影時間の予約をしましょう。また、参拝日とは別日に撮影を済ませておくのもおすすめです。赤ちゃんへの負担も少なく、撮影時間が調整しやすくなるので、赤ちゃんが起きている時間帯を選べば、目のぱっちりと開いたお写真を残せる確率も高くなります。
写真撮影の予約は、お宮参りの日程が決まった段階で早めに行うのがおすすめです。特に土日祝は予約が埋まりやすいため、早めに確保すると安心です。
参拝日とは別日に撮影する場合、赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を選びやすく、授乳やお昼寝のリズムに合わせてスケジュール調整ができます。また衣装準備も落ち着いて進められるため、当日のバタつきを減らせる点も大きなメリットです。

お宮参りの写真撮影はスタジオキャラットへ
お宮参りの記念写真は、スタジオキャラットにお任せください。高品質な写真とプロのカメラマンによる丁寧な対応で、特別な瞬間を美しく残します。また、お宮参りの撮影をしていただいた方は撮影の前後1か月の期間中なら赤ちゃんの祝い着を無料で1日レンタルをしていただける特典もご用意しています。お帽子やよだれかけも付いてくるので、衣装の準備の手間も省けます。祝い着も豊富な衣装の中から選べるので赤ちゃんにぴったりの着物で大切な記念日を残せます。赤ちゃんの一人写しはもちろん、ご家族撮影やごきょうだい撮影など、様々なシチュエーションでの撮影も可能なので気軽にご相談ください。
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まとめ
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈る大切な行事です。日程を決める際には、赤ちゃんとママの体調を最優先にし、縁起の良い日や家族全員の都合を考慮して決めましょう。赤ちゃんが産まれてからは何かと忙しいので、産まれる前からある程度リサーチをしておくと安心です。また、写真撮影などの準備も余裕を持って行うことが大切です。スタジオキャラットのサービスを活用し、素敵な思い出作りをサポートさせていただきます。
再編集:2026年2月16日


