日本の伝統行事
2022-03-08

一升餅とは? 1歳のバースデーのお祝い方法|選び取りもおすすめ

一升餅とは? 1歳のバースデーのお祝い方法|選び取りもおすすめ
1歳は我が子にとってはじめてのバースデー。1歳のお祝いにこだわりたいママは多いのではないでしょうか。
一升餅(いっしょうもち)は、赤ちゃんの1歳のバースデーを祝う伝統的なイベントです。約1.8㎏の餅を赤ちゃんに持たせ、我が子のすこやかな成長を祈ります。
「生まれたときはあんなに小さかったのに、1年でこんなに成長した!」
そんな感動を味わえるのも、一升餅の醍醐味です。
この記事では1歳をお祝いする行事、一升餅について紹介。一升餅と同じように1歳のバースデーに行う、選び取りというお祝いについても触れています。
もうすぐ1歳を迎える赤ちゃんのママはぜひ最後まで読んで、思い出に残るバースデーにするためのヒントにしてくださいね。

一升餅とは「1歳のバースデーをお祝いする行事」


一升餅

一升餅(いっしょうもち)とは、赤ちゃんの1歳のバースデーを祝う日本の伝統行事です。
地域によってお祝い方法や名称は異なりますが、いずれも赤ちゃんのすこやかな成長を願って行われます

一升餅の由来


一升餅は赤ちゃんが元気に育つことを願って行う、日本の伝統行事の1つです。

稲作文化の日本では、米から作られる餅は貴重なもの。かつては神様に供える神聖な食べ物とされてきました。
そのため結婚や出産、誕生、正月、五節句などのハレの日に餅を食べると、縁起がよいとされています。
また一生餅の名前は、米の重さだけを表すものではありません。
一升餅の一升一生が掛けられており、
「一生食べ物に不自由しないように」
「一生健康であるように」
という願いが込められています。
一升餅の平たく丸い形には、「一生円満に過ごせるように」という意味も含まれています。

1歳の誕生日に行う理由



日本に毎年バースデーを祝う習慣が根付いたのは、昭和25年以降です。それ以前は生まれた日から1歳と数え、毎年元旦に年齢を重ねるという数え年が一般的でした。
医療技術が未発達だった当時は、赤ちゃんが元気に育つことが難しかったといいます。1歳の誕生日は特別な日とされ、おめでたい餅を使ったお祝いを行うようになったのです。
またかつての日本には「1歳前に歩く赤ちゃんは、早く家を離れる」という言い伝えがあります。
「できる限り長く、我が子と一緒にいたい」
そんな親心から重い餅を背負わせ、赤ちゃんの歩みを止める意味も含まれています。

一升餅の呼び方・方法は地域によって異なる


一升餅は、地域によって以下のように呼ばれることがあります。

  • 誕生餅

  • 餅背負い

  • 力持ち

  • 餅踏み・踏み餅


祝い方も地域によって異なります。地域によっては赤ちゃんに草履を履かせ、餅の上に立たせてお祝いすることもあります。なかには、わざと転ばせる地域もあるようです。

一升餅は転んでも縁起がよい


一升餅の儀式では赤ちゃんに餅を背負わせ、歩かせることが一般的ですが、どのような結果になっても縁起がよいとされています。

  • 立って歩く:身を立てられる

  • 座り込む:家にいる・家を継いでくれる

  • 転ぶ:厄が落ちる


一升餅は、赤ちゃんが健康に育つことを願う儀式。餅を背負って歩けなくても、転んで泣いても縁起がよいものです

一升餅のお祝いに必要なもの


一升餅
一升餅のお祝いに必要なものを紹介します。

一升餅(1,800g)


一般的には、丸く平たい餅を用意しますが、お子さまにとってはじめてのバースデーです。餅に名前を入れたり色にこだわったりして、自由に選びましょう。なかにはハート型のかわいらしい一生餅もあります。
近年は小分けタイプの餅を使用する家庭もあります。
小分けタイプの一升餅は、以下のようなママにおすすめです。

  • 重さを分散させ、赤ちゃんの負担を減らしたい

  • 一升餅の儀式に参加できなかった親族に配りたい

  • カットした餅の見栄えが気になる


小分けタイプは煮たり焼いたりしやすく、おすそ分けにもぴったりです。

風呂敷・リュック


昔ながらの一升餅の儀式では、餅を包むために風呂敷を使います。
最近では赤ちゃんに負担がないようにと、風呂敷の代わりにリュックを選ぶ家庭もあります。リュックなら、赤ちゃんが歩けるようになってからも使用可能です。
なかには一升餅専用のリュック、餅とリュックがセットになっているものもあります。お子さまに似合うものを探してみるとよいでしょう。
日本の伝統的な風呂敷と、使い勝手のよいリュック。一升餅では、どちらを選んでも問題ありません。
ただしリュックを購入する場合は、サイズの確認が大切です。リュックのサイズが小さすぎると一升餅が入らないため、選ぶときに注意しましょう。

一升餅のお祝い方法



一般的な一升餅のお祝い方法、流れは以下のとおりです。

  1. 餅を風呂敷に包む・リュックに入れる

  2. 餅を背負わせる

  3. 立たせる


一升餅でお祝いする際の注意点


風呂敷を使う場合は、斜めがけ、前がけにしましょう。これは、餅の重みでお子さまの首が苦しくならないようにするためです。
大切な1歳のお祝いでケガをしないように注意しましょう。

一升餅とあわせて行われる伝統行事「選び取り」


選び取り
一升餅とあわせて行われる行事に、「選び取り」があります。

選び取りとは


選び取りとは、お子さまの将来を占う日本の伝統行事です。お子さまの前にさまざまなアイテムを置き、手に取るものによって将来の仕事、才能を占います。

選び取りに使われるアイテム


選び取りに使われるアイテムは、家庭によってさまざま。決まりはありません。
おもなアイテムには、以下のものが挙げられます。

  • そろばん・電卓:商売上手・計算が得意になる

  • 筆・ペン:芸術の才能がある

  • お金:裕福に過ごせる

  • はさみ:衣装持ちになる

  • 箸・スプーン:料理人の才能がある・食べ物に困らない

  • 定規:几帳面な性格になる

  • 辞書:博識になる

  • 鏡・ヘアブラシ:センスがよい・おしゃれになる

  • 地球儀:世界で活躍する

  • ボール:スポーツが得意になる

  • 楽器:音楽の才能がある

  • スマホ:コンピューターを扱う仕事に就く


選び取りのアイテムは乗り物や楽器のおもちゃ、おたまなどのキッチン用品で代用することも可能です。

選び取りカード



最近では選び取りカードを使用するケースがあります。選び取りカードとは、アイテムの絵柄が描かれたカードのことです。スペースや安全性を確保するために、カードで選び取りを行う家庭もあります。
カードを使用する際は、裏返しに設置して絵柄が見えないようにしてもドキドキ感が楽しめますよ。
ネット上には選び取り用の無料イラストがダウンロードできるサイトもあります。好みのデザインが印刷でき、思い出の品として保存しやすいでしょう。
紙のカードだけではなく、それぞれのアイテムを模した木製のカードも販売されています。おしゃれな選び取りカードは、SNSの投稿にもぴったりです。

選び取りの方法・流れ


選び取りの方法・流れ

  • 1.アイテムを並べる

  • 2.アイテムから離れた場所にお子さまを座らせる

  • 3.お子さまをアイテムの方向に誘導する

  • 4.お子さまがアイテムを選ぶ


選び取りの注意点


選び取りを行う際の注意点は以下の2つです。

  • 安全対策を行う

  • 周囲に余計なものを置かない


楽しく選び取りを行うために、安全対策は欠かせません。はさみなどの刃物を使用する際は、厚めの布でしっかりと包むことをおすすめします。
また選び取りに関係のないものがあると赤ちゃんが気をとられ、選び取りがスムーズに進まないことがあります。なるべくアイテムを厳選し、目の前に並べるとよいでしょう。
伝統に沿って行う場合、選び取りに使用するアイテムは6種類前後です。ただ、現在は職業の幅が広がっているため、種類にこだわる必要はありません。
バリエーション豊かなアイテムを揃え、楽しんでみてはいかがでしょう?

1歳のバースデーを記念に残すなら写真スタジオがおすすめ!


バースデーフォト

一升餅や選び取りは、日本の伝統的なイベント。1歳を迎えたお子さまが生涯すこやかに過ごせるように、願いを込めて行われます。

はじめてのバースデーはママにとっても特別な日。記念に残すなら写真スタジオでの撮影がおすすめ。
かけがえのない1歳の思い出として、お子さまのすこやかな成長の記録を写真にしませんか?
1歳バースデー写真
お家では家族写真やママと一緒の写真はなかなか撮れないですよね。
パパやママと一緒に写った写真は大きくなったお子さんへのプレゼントにもなるのでおすすめです。

スタジオキャラットなら一升餅や選び取りカードのお持ち込みも可能です。
大きな餅を背負って歩くたくましい表情。転んで尻もちをつく瞬間。どのようなリアクションを見せてくれるのか、今から楽しみですね。
一度きりの大切な1歳のバースデーを、素敵な思い出として残しましょう。

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