お宮参りの写真は当日?前撮り?メリットやスケジュール例を解説
赤ちゃんが産まれて30日前後に成長を祝う日がお宮参りです。産まれて初めての記念日、その大切な日の喜びを写真に残したいと考えるママさん、パパさんも多いと思います。でも産まれて1か月程度の小さい赤ちゃんにとって、どんなタイミングで撮影すればいいのか分からないと迷われる方も多いはず。そこで撮影は当日に行うべきなのか?前撮りや後撮りにしたほうが良いのか?本文では、それぞれのメリットを解説しながら、撮影のタイミングを考える参考情報をお届けします。
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目次
そもそもお宮参りでは何をするの?
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝と、子供の健康と成長を祈願する日本の伝統行事です。一般的に男の子なら生後31日~32日目に、女の子なら生後32日~33日目に神社への参拝を行います。ご家族や両家の祖父母などが揃って参拝に行かれる場合も多いので、参拝後は参加者全員で記念写真を撮影したり、会食を楽しんだりします。
①神社へ参拝
土地の神様である産土紙(うぶすながみ)に赤ちゃんの誕生を報告し、これからの成長を祈願するために参拝します。現代では産まれた土地以外にも、よく行かれる神社や有名な神社に参拝する方も増えています。基本的に、神職に神様のご加護をいただきための祝詞をあげ、赤ちゃんの健康や成長を祈願するための祈祷をおこないます。一般的に祈祷は20~30分程度ですが、混み合う時期には待ち時間などがある場合があります。ご祈祷をされる場合は事前予約の有無や、祈祷中の撮影が可能なのかなども確認しておくと安心です。また祈祷時に必要な初穂料も事前に神社に確認して用意しておきましょう。
参拝のみでも済ませるという方法もありますので。赤ちゃんやママの体調を考慮した上で祈祷をおこなうか決めましょう。
関連リンク:「初穂料について」
②記念写真撮影
お宮参りの記念写真は、お子さんにとって一生に一度の記念です。また、ご家族にとって、産まれてきてくれたことへの感謝とこれからの成長への祈りをカタチに残す機会です。お参り当日の神社での撮影は参拝の様子や自然なご家族様子を残すことができます。ご自分のカメラやスマートフォンでの撮影や、プロに出張撮影をお願いする選択肢もあります。また、参拝前や後に写真スタジオで撮影する場合もあります。天候に左右されることなく、スタジオの充実した設備を用いて、大きくなった時にも楽しめる品質の高い写真を撮れます。出張撮影やスタジオ撮影は事前に予約が必要なので早めに確認しておきましょう。
お参りと撮影を同日に行うのは赤ちゃんへの負担が心配だという方は、別日の前撮りや後撮りで行うことも可能です。
③会食
参拝後や記念撮影の後に出席者が集まって会食を行うことが多いです。この日のために集まった両家の祖父母やご家族との食事会は、参加者みなさんの楽しい思い出になることでしょう。料亭やホテルで会食をする場合や自宅で行う場合があります。外食の際は個室がおすすめです。ご自宅の際はケータリングやお弁当を予約しておくとママの負担も少ないでしょう。いずれの場合も、無理に行わないといけないものではありませんので赤ちゃんやママの体調を一番に考えて行ってください。
お宮参りの写真は別日(前撮り・後撮り)・当日、どちらがおすすめ?
お宮参りの写真撮影は、当日に行う場合もあれば、他の日に予定をずらす場合もあります。親戚やご家族が集まる絶好の機会ですが、赤ちゃんの負担や移動時間なども考慮する必要があります。ここでは、それぞれのメリットについて考察します。
当日撮影のメリット
当日に写真を撮ることのメリットは、当日の雰囲気や日々成長する赤ちゃんの今の姿を残せる点はもちろん、家族やこの日だけに集まった親族全員の姿を残せることです。後から見返したときにこの日の思い出話に花が咲くことでしょう。
また、神社や会食と一緒にスケジュールを組むことで、1日で済ますことが出来る点も魅力です。ただし、天候や体調に左右されやすいため、柔軟な対応が必要です。
出張撮影や写真スタジオでの撮影の場合、神社への参拝の前か後か、会食の後なのかなど撮影のタイミングを決めておきましょう。
赤ちゃんの機嫌や交通状況、スタジオの状況により、予定通りに進まないこともありますので余裕をもったスケジュールで計画を行うことが必要です。
別日に撮影するメリット
別日に撮影を行うメリットは、スケジュールの自由度が高い点です。天候や赤ちゃんやママの体調を考慮して日程を調整できるため、より良いコンディションで撮影に臨むことができます。赤ちゃんの成長は早いことから参拝に近い前後の日程で行いことがおすすめです。別日での撮影には追加のスケジュール調整が必要となるため、親族など一緒に写りたい方と日程を合わせたり、パパやママの予定を合わせたりと事前の計画が重要です。
スタジオキャラットでは生後30日前後~5か月を対象にお宮参り撮影を行っていただけます。
お宮参りの写真撮影における前撮り・後撮りのメリット
参拝日とは別の日に撮影する前撮りと後撮りには、それぞれメリットがあります。どちらを選ぶかは家族の状況や希望に合わせて検討しましょう。
前撮りのメリット
参拝日より前に撮影する前撮りのメリットは、参拝当日のスケジュールをよりスムーズに進められる点です。撮影を事前に済ませておけば、当日は参拝や会食に集中でき、写真撮影時間におけるプレシャーや慌ただしさを軽減できます。また、撮影スタジオの予約が取りやすい時期や平日に調整できることも利点です。
後撮りのメリット
後撮りのメリットは、イベント当日の忙しさを避け、ゆったりとした環境で撮影できる点です。特に、赤ちゃんの体調に合わせて最適なタイミングを選べるため、より自然な表情を残せる可能性が高まります。
お宮参りの写真撮影を別日(前撮り・後撮り)にする場合の日程表
別日に写真撮影を行う場合のスケジュール例をご紹介します。計画を立てる際の参考にしてください。
1.撮影日の決定
出産予定日の前から計画を立てておくことをおすすめします。出産後は何かと忙しく、様々な選択肢がある中で、比較する時間がないかもしれません。遅くても生後2.3週間の間で決めるといいでしょう。
撮影日を前撮りまたは後撮りにする場合、参拝日とは別に家族全員のスケジュールを確認して日程を決めます。写真スタジオや出張撮影の予約状況も早めに確認し、予約するようにしましょう。
2.衣装の確認
写真スタジオでは、撮影で着用する赤ちゃんの衣装を用意してくれるところが多いですが、出張撮影の場合、多くは自分で用意する必要があります。
スタジオでレンタルする場合は、撮影当日に選ぶことができます。ただし、撮影特典として赤ちゃんのお参り時の着物をレンタルが出来るスタジオで後撮りを考えている場合、参拝が先になるので事前に赤ちゃんの衣装を選びに行くか、参拝当日に写真スタジオにある衣装の中から選びます。
出張撮影の場合はご自宅にある着物の汚れや、必要なものが揃っているか確認しておきましょう。自前の着物がない場合は、ネットでレンタルできるサービスもあります。
また、写真に一緒に映るパパやママ、ごきょうだいの衣装も忘れずに準備しておきましょう。
3.撮影当日
撮影当日は、余裕を持って準備を進めましょう。赤ちゃんとのお出かけには、必要な荷物も多くなりますので、前日までには準備しておきましょう。
できる限り赤ちゃんの寝る時間帯やミルクのタイミングを計算して行動するとスムーズですが、赤ちゃんのことなので、なかなか予定通りにはいきません。撮影中もこまめに休憩を取るなど、赤ちゃんの体調に配慮し、余裕をもって進めていきましょう。
撮影はカメラマンがポーズや立ち位置などを教えてくれますので緊張せず、パパやママも自然な笑顔で撮影できるよう臨んでください。
家族写真や赤ちゃんの一人の写真、きょうだいとの写真など、希望のショットをカメラマンと相談しながら撮影しましょう。撮影時間はポーズ数や赤ちゃんのご機嫌などにもよりますが、15分~30分程度です。
関連リンク:「お宮参りの持ち物について」
4.写真選び
撮影後は、写真データの選定や残したいアルバムなどを選び購入します。仕上がりイメージを確認しながら最適なプランを選びましょう。
スタジオキャラットでは、購入する商品を選べば、アルバムに入れる写真は家でゆっくりと選ぶこともできます。
5.写真仕上がり
写真スタジオなどにもよりますが、約1か月程度でアルバムが完成します。スタジオキャラットではお写真選びから一部日程を除き約20日後に商品が仕上がります。
お宮参りの写真撮影を当日に行う場合の1日の流れ
お宮参り当日に写真撮影を行う場合のスケジュール例を以下に示します。
1.朝の準備
赤ちゃんの授乳やおむつ替え、家族全員の着替えを済ませます。早めに準備を始めることで、余裕を持ったスケジュール管理が可能です。持ち物などは前日までに準備を済ませておきましょう。
2.写真撮影
写真スタジオで撮影する場合の流れを説明します。衣装を選び、お着替えを済ませ、撮影を行います。撮影後はお写真のセレクトとアルバムなどの商品を購入します。写真撮影時のポーズや赤ちゃんのご機嫌、写真選びの時間などにより異なりますが、写真スタジオでの撮影は1時間から1時間30分ほど見ておきましょう。
3.神社での参拝
神社までの移動方法や時間も前日までに確認しておくと安心です。混雑も予想されるので余裕をもって行動しましょう。
神社では赤ちゃんの健康と成長を祈願します。祈祷の時間は事前に確認しておきましょう。
4.会食
家族で食事を楽しみます。外食をする場合は神社や写真スタジオからの移動距離が短いところで予約することをお勧めします。赤ちゃんの体調に合わせて無理のない範囲でスケジュールを組むことが大切です。
5.着物の返却
赤ちゃんの祝い着を写真スタジオでレンタルしている場合は、決められた時間までに返却しにいきます。
お宮参りの写真撮影はどこで撮る?
お宮参りの写真撮影には、出張撮影とスタジオ撮影の2つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解して、自分たちに合った方法を選びましょう。
出張撮影
出張撮影は、神社や自宅など希望の場所で撮影を行うサービスです。自然な背景やリラックスした雰囲気の中で撮影できるため、赤ちゃんや家族の自然な姿を残したい方におすすめです。参拝当日の撮影なら祈祷や参拝の様子を撮影してもらえるのも魅力です。祈祷中の写真撮影が出来ない神社もあるので事前の確認が必要です。
また、写真スタジオへの移動の手間が少なく、赤ちゃんへの負担を軽減できる点も挙げられます。ただし、天候や周囲の環境によって撮影条件が左右される場合があるため、事前の確認が必要です。
スタジオキャラットでは出張撮影も行っています。カメラマンはもちろん、赤ちゃんの衣装や、希望によりお母様の着付けなども行えるオプションも用意されているので、必要なものが一括で手配できるのが魅力です。
ボタンリンク:「スタジオキャラットの出張撮影」
スタジオ撮影
スタジオ撮影は、おしゃれな背景やプロの設備で、クオリティの高い写真を撮影できます。カメラマンがライティングや構図を考えて撮影するため、記念写真としての完成度が高くなります。また、天候に左右されない点や衣装のレンタルサービスが充実している点もメリットです。一方で、スタジオまでの移動が必要となるため、赤ちゃんの体調や機嫌に配慮したスケジュール管理が重要です。
お宮参りの記念写真撮影はスタジオキャラットへ
スタジオキャラットでは、お宮参りの記念写真撮影にスタジオ撮影や出張撮影も実施しています。経験豊富なカメラマンが、お子さまやご家族の自然な表情を引き出し、一生の思い出となる写真を提供します。
赤ちゃんの衣装のレンタルやごきょうだいの撮影時の衣装、ママの着付けなどのオプションプランなども充実しており、赤ちゃんから大人まで幅広く対応可能です。また、スタジオ内は赤ちゃん連れでも安心して利用できるよう配慮されており、授乳室やおむつ替えスペースも準備しています。
さらに、期間限定のキャンペーンや特典も実施中ですので、ぜひこの機会にスタジオキャラットでの撮影をご検討ください。
まとめ
お宮参りの写真撮影は、当日に行うか別日に行うかで、それぞれ異なるメリットがあります。当日の雰囲気をそのまま残したい方は当日撮影を、スケジュールに余裕を持ちたい方は別日撮影を選ぶと良いでしょう。
また、撮影場所についても、出張撮影とスタジオ撮影の特徴を踏まえた上で、自分たちに合った方法を選ぶことが大切です。スタジオキャラットでは、記念写真を最高の形で残せるよう、充実したサービスを提供しています。ぜひ、大切な瞬間を素敵な写真に収めてみてください。
スタジオキャラットのお宮参りプラン